アンファニー“ペニー”ハーダウェイのシグネチャーモデルを融合したニュータイプのハイブリット日本未発売モデル『NIKE 1/2 CENT(ハーフセント)』。
今の時代のプレイヤーにはアンファニー“ペニー”ハーダウェイを知らないという方もいらっしゃると思うので、少し紹介。アンファニー“ペニー”ハーダウェイは未来を嘱望された期待のルーキーとして93年ドラフト３位でゴールデンステイト・ウォリアーズに指名され、即座にオーランド・マジックにトレードされた。オーランド・マジックではあのシャキール・オニール(現クリーブランド・キャバリアーズ)と強力タッグを組み、身長２ｍの大型ポイントガードとして活躍。かの有名なプレイヤー、マジック・ジョンソンは「まるで鏡(で自分)を見ているようだ」と絶賛し、ネクスト・ジョーダンの第一人者として、NBAを代表するプレイヤーへと成長していった。その活躍をNIKEは見逃さず、NIKEはペニーを現在のレブロン・ジェームスのように扱い、様々なプロモーションをし、即座にシグネチャーモデルを作った。その人気はうなぎ登りで、人気はあのマイケル・ジョーダンに匹敵するようになり、シグネチャーモデルはAIR JORDANと人気を二分する存在になった。95年には早くもNBAファイナルに進出。96年にはドリームチームⅢのメンバーとしてアトランタオリンピックで金メダルを獲得するなど順風満帆なキャリアを送っていたペニーだったが、怪我がペニーを狂わせる。ペニーは大学１年生の時に強盗に襲われ銃で足を撃たれたことがあった。それから彼の膝は“故障”という敵に悩まされ続けてきたが、彼の膝はついに元には戻らず、スターからジャーニーマン(数々のチームを渡り歩く選手／オーランド・マジック→フェニックス・サンズ→ニューヨーク・ニックス→オーランド・マジック→マイアミ・ヒート→FA)になってしまった。
元々ペニーのシグネチャーモデルの評判は高かったのでNIKEは数年前からペニーモデルの復刻版をリリース。AIR PENNY Ⅱは日本でも展開され、今も色褪せないデザインと機能性で人気を呼んでいた。そんな中、発売されたのがこの『NIKE 1/2 CENT』。
ペニーのシグネチャーモデルAIR MAX PENNYⅠ、AIR PENNY Ⅱ、AIR PENNY Ⅲ、AIR FOAMPOSITE ONEをフュージョンさせた話題のハイブリットモデル。
ペニーモデルを表すペニーロゴが見る角度によってカラーが変わるパーツで刻まれている。
AIR FOAMPOSITE ONEを思わせるポリウレタンアッパー。
AIR MAX PENNYⅠ～AIR PENNY SL(Ⅳ)まで継続して使用されたMAX AIRのマルチチェインバーAIRはペニーシリーズの代名詞とも言える。踵部のミッドソールはAIR MAX PENNYⅠをフューチャー。ヒール部には1/2のイメージともなったリトルペニーのシルエット。
アウトソールにはAIR PENNY Ⅱ、AIR PENNY Ⅲ、AIR FOAMPOSITE ONEをフュージョンさせた新しいソールに、踵部に3Dホログラムのペニーの顔が浮かび上がる拘り抜いた仕上がり。
インソール右部にはリトルペニーをプリント。遊び心溢れるデザインになっている。
NIKEに多大なる貢献をしたペニーへのアナザーシグネチャーモデル。現在は全米でも非常に人気のあるモデル。どのカラーも少量リリースという噂が流れている。マイベストサイズを見つけたら迷わず購入お勧め。