1993年にリリースされたAIR JORDAN IX。マイケル・ジョーダンがNBAから姿を消し、MLB(メジャーリーグベースボール)へ挑戦した為に当時、ジョーダンはバスケットコートで履く事は無く、代わりにべースボールスパイクなどでリリースされた。
ちなみに、よく“ジョーダンがコートで履いていないモデル”と、紹介されるが、NBA01-02シーズンにワシントン・ウィザーズにてNBA復帰を果たしたジョーダンは2002に復刻されたAIR JORDAN IX RETRO “COOL GREY”を着用している。
この“Johny Kilroy Pack”は、1993年、ジョーダンがNBA引退の発表を受け、NIKEはその後釜として架空のプレイヤーであるジョニー・キルロイ(この名前は当時ジョーダン自身が遠征先のホテルに宿泊する際に使用していた偽名)をメインにシリーズ続行を試みたが、ジョーダンが再びNBAに復帰した為にこのプレーヤーは自然消滅。CM上では"マイケル・ジョーダン"は引退したものの、偽名を使ってバスケットを続けているというストーリーを展開。今回のモデルは、そのキャンペーンCMで、ジョーダンが扮する架空プレーヤーである"スリム・ジェンキンス(SLIM JENKINS)"をフューチャーした一足。
前作AIR JORDAN VIIIから大幅なマイナーチェンジを図り、シンプルなスタイルに。アッパーには、軽量で耐久性に優れたシンセティックレザーを使用。
フィッティング性」を向上させる為、素早く「シューレース」を締め上げる事が出来るクイックシューレーシングシステム、通気性を改善するメッシュと「HUARACHE FIT SISTEM(ハラチフィットシステム)(当時の名称=ダイナミックフィット)」のコンビネーションを採用。
ヒール(踵)には"地球"を背にしたジャンプマンロゴ。
アウトソールには"世界スポーツ"という日本語を始め様々な言語が刻印されている。
インナーブーティーを使用し、ズレないフィット感を提供。
シュータン裏にはMysticsの刺繍が。
インソールにもMysticsのプリントが。
更にソールユニットにはシューズ内での不要な足の動きを最低限に抑える為に立体成形されたTPUサポートシャンクを搭載。
NBAプレーヤーを始め、NCAAプレーヤーにも多くの着用率を誇るリアルバスケットボールシューズ。 このカラーはキルロイパックの中でも最も入手困難なレアカラーになっている。
オクラホマシティ・サンダー所属のオールスタープレイヤー、USA代表ケヴィン・デュラント初のシグネチャーモデル『KD1 X』。
ケヴィン・デュラントの経歴を少し。
NBA07-08シーズンROOKIE OF THE YEAR(新人王)。
NBA07-08シーズンオールルーキー1stチーム。
08-09オールスター・ウィークエンドルーキー・チャレンジにて大会記録の46得点をあげ、MVPを受賞
08-09オールスター・ウィークエンドの新イベント、H-O-R-S-EではNBAのスタープレイヤーである、ジョー・ジョンソンやO.J.メイヨらを破って初代優勝。
オールNBA(NBAベスト5)1stチームに09-10、10-11、11-12シーズンと3年連続選出。
NBAオールスターは09-10、10-11、11-12シーズン3年連続出場。
2012NBAオールスターMVP受賞。
得点王09-10、10-11、11-12シーズンと3年連続受賞。
NBA11-12シーズンNBA FINAL進出
2010年FIBAバスケットボール世界選手権優勝。USA代表個人最多得点を塗り替え(38点)、大会MVPに選出。
2012年ロンドンオリンピックバスケットボール優勝。
僅か24歳ながら、NBAを背負うプレイヤーである
ルーキーシーズンから平均20.3得点、4.4リバウンドとルーキーとは思えない活躍をし、コービー・ブライアントやレブロン・ジェームスに続き、NIKEでの数少ないシグネイチャーモデルを与えられた若きスーパースターKD。
08-09シーズン開幕時には日本未発売シューズ『NIKE BLUE CHIP.PE』を履いていたデュラントだが、12月後半から着用を開始した正真正銘のNBA2008-2009シーズン着用シグネチャーモデルであった。
KDの長い手足を活かしたスピードと跳躍力を最大限にサポートする軽量モデルは、衝撃を吸収した力を瞬時に反発力に変えるNIKE ZOOM AIRを後足部に搭載。
シュータンにはデュラントのサインが施されている。
インアッパーにはデュラントのイニシャルをデザインしたKDロゴ、アウトアッパーには背番号35が刺繍されている。
このシューズの最大の特徴は何と言ってもインとアウトでカラーリングが違うデザインになっているスタイル。アウトがホワイト、インはインパクト大のパテントレザー(エナメル素材)でオレンジの鮮やかなグラデーションになっている。
アウトソールには最高の耐久性を持つXDRコンパウドを採用。ストリートでも使用可能なモデルになっており、シューズネームのXはアウトソールに使われているXDRの事。
KD初のシグネチャーモデルは今ではほとんど手に入れる事はできない。