好投手続々 夏の高校野球

第93回夏の高校野球が甲子園球場で始まりました。関東勢のトップを切って、群馬県の初出場高崎健康福祉大学高崎（健大高崎）が愛媛の伝統校今治西高校と対戦。序盤は初出場校とは思えない攻めで、2ランスクイズなどを決め3対0とリードしましたが、今治西も集中打で一挙に5点を奪うなど4対6と逆転、迎えた最終回、健大高崎は3点を奪い7対6と再逆転勝利。関東勢は幸先のよいスタートを切りました。続く第2試合は石川の金沢高校の150キロ右腕、釜田投手が152キロの速球を披露して、4対0で三重の伊勢工業を完封。第3試合は、魔球？を投げると評判の福島の聖光学院の歳内投手が、宮崎の日南学園と対戦。歳内投手はフォークの握りに、ひねりを加えたような投球で、鋭く落ちる変化球を使い、1試合平均15個の三振を奪うという好投手。しかも球速も145キロを記録し、日南学園に粘られましたが、延長10回の末、5対4でサヨナラ勝利しました。それにしても近年、140キロ出す投手は、ゴロゴロ出てきますから、すごいです。