南房総・和田浦の伝統漁「ツチクジラ漁」が、
今年も6月20日に解禁となった。
捕獲されたクジラは和田漁港で解体され、
解体作業は誰でも自由に見学することができる。
また、その場で小売もしてくれるので、
新鮮な生のクジラ肉を入手できるのも見逃せない。
昨年初めてクジラの解体風景を見学しココでリポートしたが、
8月31日の漁期までに捕獲できるのは26頭までと決められており、
今日までの捕獲数 . . . 本文を読む
昨年の釣行に続いて今年も「白子フグ釣り隊」を結成。
不肖、私隊長のもとに痛風予備軍オヤジ隊員8人が志願し、
6月25日(土)、南房千倉港・千鯛丸から3年連続の“白子狩り”を決行した。
生憎、前日は南西の強風により出船中止。
強風による底荒れが心配されたが、
2日前には10時半の早上がりながら48~95尾の大漁だったこともあり、
釣り人の期待はいやが上にも膨らむ。
片舷6人ずつ、釣り人12人を . . . 本文を読む
この時に釣った久しぶりの大ダイ(58センチ、3.5キロ)の
小ネタがあるのでアップする。
一つテンヤの戦利品としてタイのオブジェを作った。
お馴染みの「タイのタイ」より立体的で見栄えもよく、
自分に釣れてくれたことに感謝しつつ、丁重に飾っておくのである。
まずは、素材の骨を“摘出”する。
兜煮で食い尽くした後の骨を用いてもよいが、
包丁を入れて頭を割ると形が崩れるし、骨に煮汁の色が付くため . . . 本文を読む
江戸時代、浦賀水道で水揚げされたマダイは、
徳川幕府に献上されたブランド鯛として名を成し、
そのブランド価値は昔も今も変わらない。
宿に飾られた大ダイの魚拓。3キロ以上をあげると魚拓をとってくれる
鴨居沖をはじめ上総湊、竹岡沖に点在するポイントは、
昔からコマセ釣りは御法度。このためコマセによる根荒れもなく、
釣れあがった鯛はこの時期ならではの鮮やかな桜色に染まり、
鯛本来の独特の香りを放つ . . . 本文を読む
前回記事をアップした夜、上総湊・とう市丸のHPをのぞくと
「タイ1.0~5.0kg。4.1kgも1枚。1人あたり1~3枚」とあった。
前日は「タイ2.0~5.3kg。3.5kgも1枚。1人あたり0~2枚」。
この釣果を見れば、もはや迷うことなく即決行するしかない。
船頭のケータイに連絡すると「そろそろ連絡しようと思ってたヨ」と
3年振りのご無沙汰にも関わらず快く受け入れてくれた。
大ダイの . . . 本文を読む
次回の釣行は、およそ3年振りに内房上総湊から手バネを用いたシャクリマダイ(通称「エビタイ」)に出掛けることにした。新釣法の一つテンヤマダイが持てはやされている昨今、改めて伝統釣法に原点回帰してみたい。
道具立て・仕掛けなどは釣り雑誌等でしばしば紹介されているので、
ここでは簡単に触れる程度にする。
手バネ
上総湊や竹岡から出船するシャクリマダイ釣りは、1.2メートル前後の和竿を使用する。通 . . . 本文を読む
ヤリイカに限らず、イカ類の表面には無数の小さな斑点が見られる。
俗に「イカの提灯」と言われるもので、表面を軽く指で押すと、
点滅するように斑点が大きくなったり小さくなったりする。
この現象を顕著に見ることができるのは、新鮮な釣りイカならでは。
イカを料理する際、このイカの提灯が詰まった皮を剥ぎ、
捨ててしまう人は多いと思うが、新鮮な皮をぜひとも味わい尽くしてほしい。
皮をただ湯がくだけで立派 . . . 本文を読む
~ヤリイカ編~から続く
今回乗船した御宿港の國丸は、某釣り雑誌を創刊した今は亡きMさんの隠れ宿でもあった。オニカサゴの鰭を貼り付けた一升瓶を前にして、Mさんはオニ釣り名人の船頭と丁々発止のオニ談義を交わしていたという。
オニカサゴの棲家を知り尽くした船頭が目指したポイントは、
ヤリイカ船団から15分ほど北上した水深145メートルの御宿沖。
操舵室に仁王立ちし、慎重に操船しながら、ダミ声でスター . . . 本文を読む
南房、外房ともに絶好釣が伝えられるヤリイカ。
釣友のK君、焼鳥屋親方の順ちゃん、新人の池ちゃんの3人を誘い、
遅ればせながら今季初陣を飾るべくGW中盤、御宿港・國丸から出船した。
当地では前半にヤリイカ・アジ・サバで土産を確保し、
後半は裏本命のオニカサゴを狙うリレー釣りが可能。
パラソル級が揃うヤリイカを2、30杯釣って、キロ級のオニの顔を拝めれば万々歳、の欲張りな釣り人8人を乗せ、4時半過ぎ . . . 本文を読む