5月22日(水)待ちに待った岩手県滝沢村視察の日がやって来ました。朝6時前に家を出て、いわて花巻空港に着いたのは9時35分定刻通り。
レンタカーで移動する滝沢村役場(空港から50km)へは14時に伺うことになっており、少し時間に余裕があったので、ゆっくりとドライブしながら移動しました。その途中に見た小学校校庭の風景が↓です。
遺跡とグラウンドに境を無くし、生徒たちはこの原っぱまで走ってきて、ボール遊びや花摘み、かけっこを楽しんでいました。フェンスもないので、私も中へ。ゆったりとした教育環境に驚きました。
①遺跡の向こうにはグラウンドと校舎 ②近寄ってきて「今日の出来事」を話してくれました。
さて、「行政”経営”について」の滝沢村の視察、報告です。
今回の視察、結論は「来て本当に良かった!」です。
理由は、取組の様々なことについて、私なりに「行政サイドでは”何か”理由があって無理なんだろうな~」とぼんやりと思っていたことが、実は滝沢村では実施されていたからです。
例えば、数値化。こちらでは村民の将来のありたい姿を数値化し「めざそう値」という表現で示し、毎年無作為に3000人にアンケートを実施、これを10年間続けており、ネットで公開(滝沢地域社会報告書)しています。
他には、行政が実施する事業が「事業概要、目的や成果、予算の経年変化等」が事業毎に一覧に作成され、それが年度終了後には、同様式で報告書になって成果を確認でき、分厚い冊子ですが、予算・決算審議時には各議員に配布され、活用されています。
平成10年から始めた「行政経営」の視点での運営、この言葉は色々の所で聞くようになりましたが、「行政経営品質向上活動」と銘打って展開し、実際に具体的な形になっているのを見たのは初めてでした。
自分が無理かなと、自分で勝手に限界をつくり、創造を止めてしまってはいけない、と反省しています。
新幹線の連結風景です
本日は、新潟にて【都市基盤整備対策検討特別委員会】委員として新潟市の生涯学習センターに伺います。委員会の面々と新潟で合流です。
ただ行って見て、「勉強になった」⇒おしまい、とならない様に頭に刻み、アウトプットしないといけませんね。頑張ります。