概要:公共工事の周辺住宅の工事前後影響調査の対象者は?でチェック。
解説)6月19日(金)、朝は直接議会へ出向き9時~【代表者会】。その後は【広域ごみ処理施設対策特別委員会】と【地方創生特別委員会】が同時に開催されたのですが、私はどちらの特別委員会にも所属していないことから、午前中を利用して会社に出勤。
午後は1時半~【総務常任委員会】に出席し、今回の6月定例議会にて各部署から付託されている議案について審議しました。
*この流れを若干説明させて頂くと、本会議にて提案された議案は、現在高砂市議会にある3つの常任委員会(総務・建設環境経済・文教厚生)又は2つの特別委員会(上記)の何処かでより慎重に詳細に議員が納得いくまで、内容の確認や審議が行われ、最後に本会議にて全議員の多数決を採る、という形になります。
現在、私が所属しているのは【総務常任委員会】。ここでは昨日、消防本部、議会事務局、監査・公平委員会、選挙管理委員会について審議を行いました。
昨日の審議で話題になったのが、消防署高砂分署の工事に伴う工事前後の周辺住居への影響調査の件(補正予算額7軒で300数十万円)。
これは公共工事をする際には、その工事によって被害があった場合に工事側(高砂市)が保障するという目的で、工事”前”に対象となる建物(通常は工事現場から20m以内、軟弱な地盤の場合は40以内らしい)全戸に調査に入り、工事”後”は希望者のみに調査に入ることで、工事前後を写真で比較し、影響(損害認定)を行い対処する、というものなのです。(今回の場合は工事前の対象は21軒、工事後は7軒が希望されました)
がここでのポイントは、希望者は自分が損害を受けたか否か不明でも「取り敢えず確認をして欲しいと言えば、確認する」ということ。通常は損害を受けた対象者が「ここが損害を受けた」と申し出て初めて認定されるのではないか?との疑問。(こういったことを議員はチェックしたりします)
ところがやはり、高齢一人暮らしの方や体の不自由な方、それ程専門的に見れない方等に対してはそう杓子定規的にいかないのも事実。(現場の方にしかわからないニュアンスかも知れませんね)
今後のついては考え方を整理しないといけない、との見解で、次に進みました。
さあ、少し湿度の高い週末、皆様、お出かけの際には笑顔を忘れず、しっかりリフレッシュしてください。