「うれしくて今夜は眠れない (ナマコのからえばり)」
著者:椎名誠
まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」
3ページ目に本著のテーマ(であるはずの)「死」が記されているのになかなかテーマに沿わない椎名誠あるある。
「音」辺りから著者独特の「毒」が見られるので以後そのつもりで読み進める次第。
と思ったら次のページが「大いなる野糞」で盛大にズッコケた(ま、著者のこっち系下ネタは面白いのは確かなんだがww)。
「嵐の夜に川を考える」で「沈下橋」っ[CLICK HERE!]の意味を知る。
…ここにも著者の怒りの端っこがチラ見え。
「奥会津、只見川の惨状」では「毒」をまき散らしながら著者が怒る。…これは酷い…。
「全著書取り調べシリーズ」…朧げに曖昧な記憶を絞り出すと「椎名誠の一番のマニアは目黒孝二」というフレーズがコロリと転がって来たが、だったら彼にしかできない「技」だ。…自信は全く無いが←
「2012年。日本の誇れること」で挙げる幾つかの項はまさに「日本が世界に誇れる美点」だ。斜に構えず受け止め、堂々と胸を張っていい。
だからこそ、本著のあちこちで著者が「怒る」理由が解るのだ。
5章「人間発電所――を知っていますか」できちんとクールダウンした上に読後感をゆるくして、「単行本あとがき」「文庫版のためのあとがき」と「昭和軽薄体」が炸裂するのがさすがである。
蛇足…ちょうど著者の出始めの頃の出版文化に興味があるなら巻末、坪内祐三の解説は一読の価値有り。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
著者:椎名誠
まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」
3ページ目に本著のテーマ(であるはずの)「死」が記されているのになかなかテーマに沿わない椎名誠あるある。
「音」辺りから著者独特の「毒」が見られるので以後そのつもりで読み進める次第。
と思ったら次のページが「大いなる野糞」で盛大にズッコケた(ま、著者のこっち系下ネタは面白いのは確かなんだがww)。
「嵐の夜に川を考える」で「沈下橋」っ[CLICK HERE!]の意味を知る。
…ここにも著者の怒りの端っこがチラ見え。
「奥会津、只見川の惨状」では「毒」をまき散らしながら著者が怒る。…これは酷い…。
「全著書取り調べシリーズ」…朧げに曖昧な記憶を絞り出すと「椎名誠の一番のマニアは目黒孝二」というフレーズがコロリと転がって来たが、だったら彼にしかできない「技」だ。…自信は全く無いが←
「2012年。日本の誇れること」で挙げる幾つかの項はまさに「日本が世界に誇れる美点」だ。斜に構えず受け止め、堂々と胸を張っていい。
だからこそ、本著のあちこちで著者が「怒る」理由が解るのだ。
5章「人間発電所――を知っていますか」できちんとクールダウンした上に読後感をゆるくして、「単行本あとがき」「文庫版のためのあとがき」と「昭和軽薄体」が炸裂するのがさすがである。
蛇足…ちょうど著者の出始めの頃の出版文化に興味があるなら巻末、坪内祐三の解説は一読の価値有り。
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
「Cocteau Twins 」の「Calfskin Smack 」だったのかっ!!!!
注…かつて「サイキック青年団」で板井昭浩Dが「寝ないでね」といいつつ深夜2時半にかけた音楽…。
恒例とはいえあまりにもニッチすぎる…ww
注…かつて「サイキック青年団」で板井昭浩Dが「寝ないでね」といいつつ深夜2時半にかけた音楽…。
恒例とはいえあまりにもニッチすぎる…ww