「ギヤマン壺の謎 名探偵夢水清志郎事件ノート外伝」
著者:はやみねかおる
元々は現代を舞台にしたミステリー。外伝とあるようにスピンオフ時代劇版。
表紙ド真ん中に居るのはヒロインにあたる三つ子の姉妹「亜衣」「真衣」「美衣」(現代版でも設定と名前は同じ)。
本家のシリーズっ「名探偵夢水清志郎の事件簿1 名探偵vs怪人幻影師」
三つの短編を「序章」とし、キャラ紹介?の掌編を二つ挟んで「江戸編」に入り…「なかがき」で終わるという不思議な構成の変則的な短編集…。
つまりこの一冊は「前編」という訳だ。
「なかがき」の中で、一冊で終わるはずが二冊になった理由?を著者が記している。
結果的に前後編に別れてはいるものの色々趣向を凝らした短編がそれぞれに面白く、特に不満はない。
そして相変わらず読み易い文章で上手い。
「序章」の第三の事件「六地蔵事件」は固定観念を逆手に取った上に、有名な昔話を上手く絡めてあるトリックが秀逸。
「江戸編」の第一の事件「大入道事件」も伏線の張り方が絶妙。
「後編」に当たる「徳利長屋の怪」を早く読みたいな…つか買いに行かなきゃだが←
著者の他シリーズ
っ「少年名探偵 虹北恭助の冒険 フランス陽炎村事件」
蛇足…Wikipediaでネタバレを踏んでしまった…orz
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
著者:はやみねかおる
元々は現代を舞台にしたミステリー。外伝とあるようにスピンオフ時代劇版。
表紙ド真ん中に居るのはヒロインにあたる三つ子の姉妹「亜衣」「真衣」「美衣」(現代版でも設定と名前は同じ)。
本家のシリーズっ「名探偵夢水清志郎の事件簿1 名探偵vs怪人幻影師」
三つの短編を「序章」とし、キャラ紹介?の掌編を二つ挟んで「江戸編」に入り…「なかがき」で終わるという不思議な構成の変則的な短編集…。
つまりこの一冊は「前編」という訳だ。
「なかがき」の中で、一冊で終わるはずが二冊になった理由?を著者が記している。
結果的に前後編に別れてはいるものの色々趣向を凝らした短編がそれぞれに面白く、特に不満はない。
そして相変わらず読み易い文章で上手い。
「序章」の第三の事件「六地蔵事件」は固定観念を逆手に取った上に、有名な昔話を上手く絡めてあるトリックが秀逸。
「江戸編」の第一の事件「大入道事件」も伏線の張り方が絶妙。
「後編」に当たる「徳利長屋の怪」を早く読みたいな…つか買いに行かなきゃだが←
著者の他シリーズ
っ「少年名探偵 虹北恭助の冒険 フランス陽炎村事件」
蛇足…Wikipediaでネタバレを踏んでしまった…orz
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ