トップ画像左:「正楽寺山古墳」、右:「ドンチャ山古墳」
両方とも2014年(平成26年)に国指定史跡「百舌鳥古墳群」に指定。
大阪メトロ御堂筋線「なかもず」駅から路線の延長線上に1500m程南西に進んだ住宅街に在る「陵南中央公園」。
(
過去「ウルシ」が生えていたとの情報有り。かぶれる人は要注意)
近隣に似たような公園が複数あるので(更に築山が有ったりしてめっちゃ紛らわしいw)…規模的には一番大きい、林に囲まれた鬱蒼とした公園。
『北東側の掲示板が立っている小さい入り口から入る』と、ちょうどこの二つの古墳の真ん中に出る。
・「正楽寺山(しょうらくじやま)古墳」
上記『内』入り口から入った場合、右手の林。
だいたい直径15m、高さ2m。須恵器(ろくろを使用し、窯で焼いた薄手の焼き物)が出土したとか…。
「埋葬施設内包の可能性」「2段築成」「円墳」「周濠有り」「葺石無し」…と色々と情報はあるが…サッパリ判りません←←
…ただの公園の林の中の小山です(記事全否定w)。
・「ドンチャ山古墳」
上記『内』入り口から入った場合、左手の林。
直径25mばかり、高さ3mくらいの円墳。
埴輪・須恵器が出土。葺石や埋葬施設は確認できず。
なお、
意味有り気な「ドンチャ山」の名前の由来は不明←←←
かつての名称は「ドンチャ山古墳2号墳」…だったが「1号」が古墳では無かった事が判明したためw現在の呼び名に変わったwww
2009年(平成21年)の調査で、「墳丘は2段築成」「『天地返し』工法で墳丘の盛土が築かれている」などが確認された。
※…「天地返し」:農耕用語。深く掘り、表層と深層を入れ替える事。断面から土の色の違いで天地返しが行われた事が判る。
蛇足…Googleストリートビューだとそれぞれの古墳の「頂上からの眺め」が360°拝める…特に綺麗でも見晴らし良くも無いが←dis
東側角の入り口から林を臨む。右端が古墳。