「サイモン・アークの事件簿Ⅰ」
著者:エドワード・D・ホック
不可能犯罪の巨匠の一人でもあり、オレがこの手のミステリーにハマり込んだキッカケの人でもある(隙あらば自分語り)エドワード・D・ホック。
オカルティックな出来事と本格ミステリーを組み合わせたこのシリーズは独特な空気感が漂っていて著者の作品群の中では異彩を放っている。
著者のデビュー作でもある本短編集の一作目「死者の村」は正直トリックとしては一発ネタみたいな感じでミステリーとしての完成度は高くなく、まずは作品を象徴する探偵サイモン・アークの顔見世の域は出ていない…が。
読み進めていく内にどんどん「本格ミステリー」と「オカルト」が上手く融合して行き格段に完成度が上がっていくのは、まさに著者の才能が開花して行く過程にあったからだろう。
短編の中に上手く伏線を忍ばせ、そこをサイモン・アークが看破していく解決が爽快である。
「不可能犯罪」メインのミステリーが好きなら著者を読まない手はない。
蛇足…既にこの一冊で完成された感があるが、シリーズは5冊が翻訳されていて確かオレは全部持っているハズだ(隙あらば自分語りその2)。
「サイモン・アーク」シリーズ
っ「サイモン・アークの事件簿Ⅴ」
っ「サイモン・アークの事件簿Ⅱ」
その他
「サム・ホーソ-ン」シリーズ
っ「サム・ホーソーンの事件簿Ⅵ」
「怪盗ニック」シリーズ
っ「怪盗ニック全仕事(2)」
っ「怪盗ニック全仕事(1)」
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
著者:エドワード・D・ホック
不可能犯罪の巨匠の一人でもあり、オレがこの手のミステリーにハマり込んだキッカケの人でもある(隙あらば自分語り)エドワード・D・ホック。
オカルティックな出来事と本格ミステリーを組み合わせたこのシリーズは独特な空気感が漂っていて著者の作品群の中では異彩を放っている。
著者のデビュー作でもある本短編集の一作目「死者の村」は正直トリックとしては一発ネタみたいな感じでミステリーとしての完成度は高くなく、まずは作品を象徴する探偵サイモン・アークの顔見世の域は出ていない…が。
読み進めていく内にどんどん「本格ミステリー」と「オカルト」が上手く融合して行き格段に完成度が上がっていくのは、まさに著者の才能が開花して行く過程にあったからだろう。
短編の中に上手く伏線を忍ばせ、そこをサイモン・アークが看破していく解決が爽快である。
「不可能犯罪」メインのミステリーが好きなら著者を読まない手はない。
蛇足…既にこの一冊で完成された感があるが、シリーズは5冊が翻訳されていて確かオレは全部持っているハズだ(隙あらば自分語りその2)。
「サイモン・アーク」シリーズ
っ「サイモン・アークの事件簿Ⅴ」
っ「サイモン・アークの事件簿Ⅱ」
その他
「サム・ホーソ-ン」シリーズ
っ「サム・ホーソーンの事件簿Ⅵ」
「怪盗ニック」シリーズ
っ「怪盗ニック全仕事(2)」
っ「怪盗ニック全仕事(1)」
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ