シリーズ｢読了｣

｢Q.E.D.証明終了(38)｣
著者:加藤元浩

※過去作など｢まとめ記事｣はこちらっ資料室(仮):｢加藤元浩｣へGO!

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…｢虚無｣
いるいる。こういうヒト(誰のことでしょう…)。
当人はいたってマジメ(でもないか)なのかもだが、巻き込まれる方は大変な目に遭う。

個々のキャラクターにそれぞれ別種の問題が合って話をヤヤコシクしているような気がする(つかソレが作者の仕掛けたトリックなんだろうが)。

…こういうアサッテな結末(｢動機｣かな)を見ると｢チーム・バチスタの栄光｣を思い出す(恒例超絶激古ニッチ)。

…｢十七｣
タイトルを見た瞬間に｢数学的なネタだろうな｣と反応してしまったぐらい実に｢らしい｣作品(これで｢17歳｣とかを絡めた青春グラフィティだったりしたらそれはそれでスゴイww)。

まさか｢和算｣を持ってくるとは。

ドラマのヒットから｢聖地｣扱いされて運命が変わってしまった神社。

様々な思惑の中、神社の近くに残された｢お堂｣の去就が問題に。

｢お堂｣そのものに隠された｢和算｣の謎とは?

女の子の名前、その子の家の屋号…こういう遊びは好きw


こういう｢現実に準拠した架空のドラマ｣を組み込んで…それでいて、昔からの本筋の流れに全く抗わない｢面白いストーリー｣を成立させるのは素直に凄いと思う。


…つか著者はそれを20年以上も描き続けている訳で…(驚


｢満足度:◎｣
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

おっ買い物っ♪

｢明治ベストスリーチョコ｣

ハロウィン処分品。

偽ついった〜

ちょっと急がなきゃ。

こんな映画を見て来ましたっ!

鑑賞作品:｢水上のフライト｣(2D･字幕版)

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ノベライズ:｢水上のフライト｣

(切り口と画像が違うレビューは｢こちら｣をCLICK!)

本作のモデルになった｢パラカヌー｣の瀬立(せりゅう)モニカ。

まぁ正直、ちょっと構えて見に行ったのは確か。
そりゃ贔屓の俳優さんの綺麗な顔を大きなスクリーンで見る事に価値を見出す方もいらっしゃるでしょうが、オレはそうではないモノで。

ただ、入院しているシーンでヒロイン・中条あやみが｢包帯を巻いただけの綺麗な顔｣『ではなかった』瞬間に、斜から見る事を止めて姿勢を正しました。

闇落ちして心が空っぽな様子、汗まみれでトレーニングするシーン、ほとんど化粧っ気も無いままに子供たちと交流するシーン…コレはキチンと正面から見ないといけない。

単に｢立ち直り｣や｢スポ魂｣だけではない切り口部分…サイドストーリーにある｢義肢装具士｣の話や｢カヌー教室の子供たち｣の｢居場所｣の件など、色々な要素を取り入れて上手く編み上げた作品です。

｢ペンギンは水中を、まるで空を飛ぶように泳ぐ｣と言いますが、まさに終盤のカメラワークは｢水上のフライト｣でした。

あのシーンで｢△x1ツ｣加算です。


…主演の棒演技を差し引いても←←←←台無しww


｢鑑賞評価:☆☆☆☆△｣