ポルトガルのえんとつブログ

画家の夫と1990年からポルトガルに住み続け、見たり聞いたり感じたことや旅などのエッセイです。

142. セトゥーバルのクリスマスマーケット

2018-01-01 | エッセイ

街の中心に市役所がある。その前のボカージュ広場でクリスマスマーケットが開かれている。ボカージュと言うのは、セトゥーバル出身18世紀の詩人の名前で、広場の中心に銅像が立っている。彼はフランス系移民の子供として育ち、長じてからは国外のあちこちを放浪し、多くの詩を残した。その銅像が立つボカージュ広場でクリスマスマーケット。

 

ボカージュ像が立つ広場

 

ベージュ色のショルダーバッグはコルク樫の皮でできている。

 

 

 

 

 

アレンテージョ地方の特産品。羊やヤギのチーズ、黒豚のチョリッソなど。

 

 

 

 

 

アラブのナッツやお菓子を売っている。

 

アラブのお菓子。和菓子にそっくり。でもものすごく甘いだろう。

 

 

 

下げ物。九州のひな祭りでこれによく似た下げもんというのがある。

 

入口のドアなどに付ける鐘。この鐘は案外大きな音で鳴り響く。

 

 

 

セトゥーバルにそびえるアラビダ山では他の大理石とはかなり異なるアラビダ大理石が取れる。その石を使ったアクセサリーやクリスマス飾りプレセピオが並んでいる。

 

広場の中には4軒のカフェがある。その中の一軒の看板はユーモラスな自転車。

 

クリスマスマーケットは12月24日まで。しかしクリスマスは1月6日まで続く。その日は「王様の日」といって、クリスマスのケーキ「ボーロレイ」をみんなで食べる。

フェリス・ナタール、フェリス・アノ・ノボ‼

クリスマスと新年に幸せを‼

MUZ

(C)2018 MUZVIT

 

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