ポルトガルのえんとつブログ

画家の夫と1990年からポルトガルに住み続け、見たり聞いたり感じたことや旅などのエッセイです。

200. セトゥーバルの帆船祭り

2023-10-01 | 風物

 港に帆船が入って来た。3本マストの大型帆船、あれはサグレス号に違いない。

セトゥーバル港に入港するサグレス号。後ろはトロイア半島とビーチ。そして大西洋の水平線。(我が家のベランダから撮影)

 

 今年はセトゥーバルの開港100年にあたるので、そのお祝いで帆船が続々と集まって来た。

 1930年に港の工事が始まり、100年間の港の変遷の様子が写真で展示。昔は漁船などは帆船だった。

パンフレットの表紙は1933年ごろのセトゥーバル漁港。

 

波止場入り口には立派なゲートが作られて、港の歴史を示すパネル解説と無料のパンフレットがおいてあった。

 

接岸したサグレス号

 

ドッカドペスカドーレス(漁師の港)の競り市前に着岸したサグレス号

 

大勢の見学者が詰めかけた。サグレス号に乗船する人々。後ろにサン・フィリッペ城が見える

 

北の港ヴィラ・ド・コンデからやって来たカラベラ船

 

入港して帆をたたみ始めるカラベラ船

 

カラベラ船の甲板は丸く傾斜があって歩きにくかった。

 

波止場では海軍が巨大な柱を作ってボルダリング競技、子供たちが恐る恐る挑戦していた。

 

9月25日に入って来た3本マストの大型帆船、遠くにトロイア半島

 

9月30日に入ってきた2本マストの帆船。手前にアヌンシアーダ教会

 

コロナ禍でしばらく開催されていなかった帆船祭りも2023年9月に再開された。

ポルトガルを代表する帆船サグレス号も相変わらず優雅な姿を見せてくれたし、合計6隻の帆船、感激だった。

 

 

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