美佳先生のひとりごと

1日の出来事、感じた事、生徒さん、スタッフへの想いをつづっています。

お墓参り

2006-10-20 21:53:27 | Weblog
3日前カズ君の夢を見ました。
二人ともめちゃくちゃ若い、多分20歳ぐらいかな!?
といっても私はカズ君の20歳以降の姿は知らないのですが・・・
夢の中ではカズ君は
「美佳、飯食いに行こう」っていっています。
すると私は
「仕事忙しいからどうしようかな~」
といっているんです。
その後の記憶はまったくありません・・・

すると今日の午前中、教室にキャンセルが入り、時間があきました。
「お墓参りにいこう!」と思い立ち、早速むかいました。
時間が結構ありましたので、少し手前に車を止めて、50mほど歩きました。

風の音を感じながら、木々の声を聞きながら、こんなゆっくりした時間はいつからとってないかな、と感傷に少し浸ってしまいました。

はじめてこのお墓にきたときは、お墓の場所もまったくわかりませんでしたが、不思議なことにすぐに場所がわかりました。
まっすぐ足がその場所に進むのです。
でも今日は場所がまったくわからないんです。
何回も来ているはずなのに場所がわからない。
一つ一つ探しました。

10分ぐらい探してやっと見つかり、お花を変えて、掃除をして、ろうそくをともし、線香をたてて、40分ぐらい話をしました。

何かに導かれるようにお参りをしましたが、毎日忙しく走り回っている私に「少しは休めよ」といってくれているのか。
お墓の場所がわからないことから、「道を間違うな」と教えられているのか・・・などと感じました。

お墓を後にし、20mほどいくと「また来いよ」という声が聞こえました。
振り返るとすっ~と風がとおりすぎました。
なんかすごく幸せな気分で事務所に戻りましたが、ほかの人が聞くと怖いですよね。こんな話。

でも私は少しだけ幸せな気分になれたのでいいかな。
また明日からがんばれます!!
元気をもらうことができました。ありがとう!

三田からのお客様

2006-10-20 09:50:22 | Weblog
今日は三田からお客様。
高校3年生の自閉症の子どもさんとお母さん。
高校3年生で来年は卒業、進路のことで心配されたお母さんがうちの評判を聞いてたずねてこられました。
私自身も自閉症の子どもさんははじめて。
最初は私の顔を穴が開くぐらい眺めて、目が合うとにっこり笑う、何度かその繰り返し。

まず驚いたのが入力がかなり達者なこと。
本人も入力は楽しい様子。
中学校のとき少しやっていたらしい。
ほめてあげると手をたたいて喜ぶ・・・
ローマ字入力もすらすらで、詰まる音もきちんと入力できる。

想像以上にできるので次のステップへ。
レイアウトに挑戦。
そうするとパニック症状を起こしてしまった。
やったことないことをしようと思ったらそんな現象になるらしい。
気を取り直して、入力が好きなら今度は数字の入力をしようといって、データ入力の練習用のプログラムをしました。
そしたらまた楽しくやっている、スピードが上がったことがうれしい様子。

今日は初めてなので、私が付きっ切りで様子を見ましたが、ほかのスタッフでは手に合わないと同時に、ほかに人がいると気が散ってできない、彼にはマンツーマンで教える方法が一番いいと判断。

一度教えたことはきちんとできるので、方向的には今からきちんとしたことをできるようにしてあげたい。
1時間もかけてこんな田舎の教室に通おうと思われたお母さんの気持ちにもこたえてあげたい。
うちの活動を知って訪ねてこられ、ぜひ子どもに指導してほしいといわれました。
まだまだ私の知らないところで、私を必要としている人がたくさんいると認識しました。

私自身も障害というものに対してまだまだ知識不足。
もっともっと勉強しないといけないと痛切に感じました。