美佳先生のひとりごと

1日の出来事、感じた事、生徒さん、スタッフへの想いをつづっています。

私の目指すもの

2005-12-15 01:09:45 | Weblog
今週はお店のほうに障害者の知り合いが多く来られました。
うち一人、小さいときに事故にあって、車椅子の生活の彼女。いま税理士の資格を取るために勉強中。独学で簿記の1級をとったそうです。そんな彼女も、いざ就職となると何社も断られる、最初はこんな会社にとおもっていた気持ちも、さすがに色々理由をつけて断られると、「もう雇ってもらえるならどこでも・・・」っていう気持ちになるのですね。
彼女とは知り合って、5年、さほど親しくもなかったのですが、あえば会話を交わす程度でした、何度かあっているうちに、突っ込んだ話もするようになり、そうなると何もできないのですが、ほっておけないんですね。
きっと私はねっからのおせっかいなんです。

彼女に「自分が何をしたいかわからなくなった」といわれたとき、私自身はパソコン教室を本当にしたかったのか真剣に考えてしまいました。
この仕事をして11年になりますが、私はパソコンを教えたかったの?と自分に聞いてみて、すぐに思ったことが、かっこいいかもしれないけど、人の役に立ちたかった、その結果がワープロと簿記の教室でした。
今でこそ事務所も大きくなり、事業も増え、スタッフも増えましたが、コンセプトはみんな幸せ。
一人だけ儲かってもだめなんですよね。

そんな思いでずっと仕事をしてきて、障害者の人にも仕事をさせてあげたいと作業所を来年立ち上げますが、こんな才能を持っている子も救えない自分の無力さが情けないです。
遠くからパソコンで仕事をすることを目指して通ってきている障害者の子もいます。
そんな子たちの夢を果たしてかなえることができる力が私にあるのか・・・

私一人の力ではどうにもできないぐらい、大きな責任を背負っているような気がします。
今自分の目標を見失わないよう、今一度見つめなおさないといけないですね。
気を引き締めて


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