82歳からの旅

私の記録

 ~ 危篤患者の見舞いに同行して ~ 私の心に?・・・

2015年10月30日 06時49分10秒 | 生活

         10月30日金曜日      

 先日家内の従兄弟に当たる人が、危篤と知らせてきました。其処で

私も一緒に病院に駆けつけました。

 患者さんは病院のベッドの上で、目をつぶり肩をゆすって大きく呼吸

をしています。  …人間の生の末期症状か???…

 家内が行くと患者の娘めさんは、患者の母に優しく寄り添い 瞼を両

優しく開き 「和子ちゃんが来たよ」 と耳元で声をかけたのです。

 その娘さんは8年間も母(患者・意識朦朧)を、看病して来たのです。

その結果呼びかける時、母の反応で母の様子が分かるのです。

 呼びかけるときに、母が言っていた言葉で言うのです。そうすると反

があるらしいのです。

 私の長男(56歳)が来ると、寄り添って両指で優しく瞼を開きマー坊

が来たよ。と耳元で囁くように言うのでした。

 そうして娘さんは私達に向かって、「マー坊わかったよ」と言うのでし

 私は娘さんの母に対しての、思いやりの心に感動して涙が出てしま

いました。              ~ 次回に続く ~