11月13日 火曜日
流行り唄五十年 この本の作者は「演歌師 唖蝉坊 」の長男の添田知道氏・小説 教育者の作者からの依頼を受けて、音楽家の小沢昭一氏が解説した本です。
此の本の中の一部を
ストライキ節
自由廃業で郭は出たが ソレカラナントショ
行き場ないので屑拾い ウカレメノ ストライキ
サリトハツライネテナコオッシャイマシタネ
高利貸しでも金さえあれば コリャマタナントショ
多額議員でデカイ面 アイドンノー ジスライキ
サリトハツライネテナコトオッシャイマシタネ
星をさされて千枚張りの コリャマタナントショ
面も少しはショゲかえる シューワイノ シリワレテ
サリトハツライネテナコトオッシャイマシタネ
工事ごまかしお金を儲け コリャマタナントショ
芸者ひかして膝枕 シューワイノ シリワレテ
サリトハツライネテナコトオッシャイマシタネ
これに類似した唄を 唖蝉坊は 流しで風刺していたのです。これらの唄を、唄を通して庶民の笑いと涙を誘い,明治・大正時代に芸能の原点を貫いていったのです。
私は解説者の,小沢 昭一氏の解説を読み,解説者もそのようにいっているのではないかと思いました。この本の中には「小沢 昭一氏」が歌う 唖蝉坊
1 金金節
2 メドレー のんきな父さん(のんき節)
3 メドレー ラッパ節 ~ どんん節の C D も入っています。
此の本を読むと,作者の心や解説者の心が良く伺えるような気が致 し ま す。 これは私の独断ですが……
歌詞を拝見し切実な思いが伝わります。
病貧相がなくなり健富和な世の中になってほしいですね;;
現在の社会は貧富の差が厳しく,それが争いの根源に有る様です。
第二次大戦後しばらくして国家間の争いはなくなり,民族寛の争いが起こるでしょう。と誰かが言っていました。
大筋では大体、そのようになっています。が今の「テロ行為」は善悪はさておき,貧困がもとに有る様に思います。
例は良くありませんが,野球の契約金の問題です。どのように考えても,一般の価値観では,説明出来ません。他の諸々の現象も,50歩~100歩です。
その陰に貧困で,明日の生活に困る人が沢山いるのです。……この問題の解決が?せめて少しでもと思うのは私一人かしら。御免なさい
いろんな時代を経て今日がありますが、その時代
を振り返って見るのも勉強です。
とは言うものの、私たちも今の瞬間その時代を形成
しているんですが・・・近代史で国家間がたくさんの
トラブルが政争の具にされているのが残念です