医大生・たきいです。

医大生的独言。

定跡に置いて行かれたたきいかな

2012-05-11 23:45:51 | 医大生的生活

「えっ、箱ひげ図とか知らないよね!」

と叫んでいたのは数学の予備校講師であった。数学講師陣で新しいカリキュラムの会議をしていたときに彼らが目にした「箱ひげ図」の文字はどの講師の辞書にもなかったそうだ。ずいぶん大胆な指導要領の変更である。行列が消えるとかいううわさも聞いたが意味が分からぬ。加えて「箱ひげ図」は数Ⅰの範囲だと聞くからセンター試験もずいぶんいやらしい出題になるんじゃないかと未来の大学受験生に老婆心を抱いていた緊張感の欠如した浪人生の自分だった。「早く大学生になってしまってくださいねみなさん」というのが冒頭の言葉の正しい解釈な気もしたが(笑)、受験生には天才にしか見えない予備校講師が知らないことなど、どれだけ難しいものなんだと感じた記憶がある。

そうしたところ、まだ10回にも満たない情報学の授業で出てきましたよ、「箱ひげ図」(笑)。びっくりびっくり。流石は大学。医大生・たきいです。


さて、実は、近日中に実施される将棋の大会の県予選会に出場しようかと画策中な自分である。出場するからには、研究は怠れない。最悪でも予選通過はしたいものだ。ところが、筆者は実戦の場から遠ざかって久しい。故に日進月歩の如く日々研究の進む定跡についていけていないのだ。因みに豆知識だが、「囲碁」は「定石」であり、「将棋」は「定跡」と漢字を使い分けるので、本ブログの読者諸賢にはご記憶願いたい(笑)。

「中飛車」と呼ばれる、飛車を中央に転換して戦う戦法を得意とする自分であるが、その対策として指される「超急戦」や「超速」と呼ばれる戦型への対抗がわからない。

「超急戦」は小学生のころよく指していたが、現在では詰みまでほぼ結論が仕上がっている様相らしい。驚嘆すべき事実だ。あんなに小学生のころちっぽけな脳みそで考えたのに無駄だったか(笑)。

「超速」に至っては、筆者が大学受験のために将棋から遠ざかってから流行りだした戦法であるから全くもって狙いがわからない(笑)。

この辺の定跡について少しは研究して自分の考えを持っておかないと怖くて中飛車は指せないこの頃である。確かに無理やり角交換をして変化すれば前述の戦法は避けられるのだが、それでは男ではない気がする、と意地を張りたいので研究は怠れない。しかしいやいや参った。かかる81マスの上で繰り広げられる情報世界は、現代社会の縮図のように思えたりもしてしまう。例によって考えすぎなんでしょうけど。笑

何はともあれ、勉強するしかないのである。わからなすぎるから。








(夜から着たからまあいいかと二日連続で着てみたTシャツが友人にばれて恥ずかしかった人(笑))





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