「くみてこそむかしもしのべゆく川のかえらぬ水にうかぶ月かげ」。古き歴史を訪ねつつ、猛暑の中を自転車とガリガリ君。夏でございます。Googleマップを漁ってみれば、老中主座の墓がある。19世紀、贅沢禁止の天保の改革のまとめ役。水野忠邦。日本史で学んだ人間には興味がある。往復で60kmほどを熱中症に気を付けながら自転車をこぎ続けた。贅沢の取り締まりをしておきながら自らの墓の装飾が華やかだったら苦笑しちゃうなという心配は無用だったようで、いまにも朽ちてしまいそうな風貌であった。辞世の句の刻まれた一枚岩の大石も、地震のせいなのか位置がずれている。歴史をしのぶ、夏の一日。そんな一日を送れたのも、実は…。医大生・たきいです。
昨日、自転車屋に調整をお願いしにいった帰り、どうもタイヤの調子が悪いとは思ってはいた。早くかえって空気を入れねば。そう考えてただひたすら家路に急いだわけである。
帰る。空気を入れる。入った。よしよし一丁あがりと気前よく作業を終わらせてから、しばらくするとまた空気が抜けているようで、これはパンクなのだと気がついた。
ロードバイクのパンク修理。出来ねばならぬ手技であるとは知っているが、まだやったことがない。YouTubeで解説動画を見てみて、できそうな気だけはしてみても、いまいち自信はない。先輩助けて、と助けを求めた。
朝の2:30ならといいよという先輩。パンクを直したその足で夜通し運転して帰省するらしい。アクティブで頼りになる先輩である。ありがたき幸せでございます。有り難う存じ申し上げます。
いつの日か後輩に頼られたら教えられるように自分もその手技を習得せねば。笑
(ホームランはプロ野球なら見てて楽しいけど、高校野球だとなんとなく興ざめする気がする人(笑))
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