医大生・たきいです。

医大生的独言。

配慮の心

2015-05-12 23:59:50 | 医大生的生活

病棟実習は、1班で8人。医学部は何かと班分けをされることが多く、そこで一緒になった人とは仲良くなることが多いが、今回の組み分けは1年間もの時間を共に過ごす。これまでのいかなる班よりも濃厚な関係になりそうだ。というわけで早速、飲み会してきましたがイキナリ盛り上がったのでどうやら楽しい1年が過ごせそうで今から楽しみでございます。医大生・たきいです。




病棟に出る前に医学生としてのたしなみを身につけよという大学のねらいで、例によって詰め込み学習を強いられているこの頃。その一環として「看護体験」という項目が。病棟に寝ている患者さんを、ストレッチャーに移すという企画。男子学生が模擬患者をしなさいということなので、すぐさまベッドに寝かせていただいた。眠かったから。笑



移すだけと聞けば楽勝な感じしかないが、意外に奥が深い。コツがいっぱいあるのだ。熟練の看護師さんには華麗なデモンストレーションを見せていただいたが、到底似たようにはできないと直感した。

寝ながら医師役、看護師役の友達の動きを見て思ったが、「あれ、次なにするんだっけ」と言われようものなら不安感しか抱かないし、カーテン開けっぱなしでやられるとなんだか恥ずかしい。

看護師さんがポロっと「配慮してあげることが大事」と仰っていたが、一朝一夕に身につくものでもなかろう。相手への配慮というのは一生のテーマなんだろうなと思いつつ、実習中に正々堂々と眠れるのは気持ちいと、そればかり喜んでいた筆者でありました。







(診察台の枕が心地よいから欲しい人(笑) )