医大生・たきいです。

医大生的独言。

「四月は君の嘘最終巻」を読んで

2015-05-16 23:59:59 | 読書感想文

美女が死んでしまう話なんて泣けるに決まっている。忙しい毎日ですが、忙しいときほど読書は捗るものなのです。事実、人生で一番読書が捗っていたのは人生で一番真面目に勉強していた浪人時代でありました。医大生・たきいです。


読書といっても、最近活字に挑む気力を失っているので、もっぱら漫画ばっかり。カテキョ先の子から心配されるほどこれまでの人生で漫画を読んでこなかったので、大学生のうちにあらかた有名な作品くらいは読んでおこうというのがここ最近の目標だ。漫画というのは床屋にしかないものだと思っていたくらいである。父も母もほとんど漫画を持っていたなかったような気がするが、そういう家庭だったのだ。おかげで漫画における社会常識が欠如している。1話完結のこち亀だけしか理解できない幼少時代であった。その反動でこのところ漫画三昧というわけである。

このところ読んでいた作品がこちら。

四月は君の嘘(1)
新川直司
講談社


病弱な美少女ヴァイオリニストと天才ピアニストを主人公にした美しいお話。

無意識にアマゾンでポチっていたおかげで寮に帰ると最新刊が届いておりました。

文学的な香りを感じる「四月は君の嘘」というタイトルの本作品ですが、

「そして、一つだけ嘘をつきました。」

そういうことだったか…。泣いた…。部屋にひとりでこもりながら顔をくしゃくしゃにして読みました。3回くらい読んじゃった。


それにしても、女の子が書いた手紙系の話に弱い筆者であります。この系列でいくと石田衣良の「美丘」も泣けた記憶があります。五月病から抜け出したい今日この頃、気分転換には読書をどうぞ。そしてそして。今すぐ注文したいあなたは下のリンクからどうぞ(笑)






(医学書とか読まないといけないんだろうなというタイミングに限って読書欲が高まりがちな人(笑))



DVD付き 四月は君の嘘(11)限定版<完> (講談社キャラクターズA)
新川 直司
講談社


四月は君の嘘 コミック 1-10巻セット (月刊マガジンコミックス)
新川 直司
講談社


美丘 (角川文庫)
石田 衣良
角川グループパブリッシング