医大生・たきいです。

医大生的独言。

キレるぼくたち

2015-07-01 23:59:59 | 医大生的生活

うるう秒があると噂だったので、その瞬間をこの目で見届けようと自分の腕時計をその瞬間にまじまじと見入ってみましたが、普通に秒針は進んでいっただけ。1年生のときに奮発して買ったこの時計それなりにやると思ってたんだけど、そこまでの機能はなかったようです(笑)。医大生・たきいです。



精神科医の傾聴技術はすばらしい。これまで聖人君子みたいなイメージがなくもなかったが、ポロっと「イライラした」だなんてセリフを耳にしてしまって精神科医も人間なんだと思った(笑)

ちょっと腹の立つことがあった。言うべきことは言わなければならないとは思うが、仕事で声を荒げてしまう人間は半人前だという信条。平静を装うよう努力したが、今回ばかりは堪忍の緒が切れ気味だったようで、あとからその場にいた友人からだいぶキレてたねと言われてしまった。人間だもの、ときにはこういうことだってある。

精神科医だってイライラすることもあるんだしまぁいいか、と適当に済ませたくはない。自分にもこうした側面があることに対して自覚的であることが重要なのではないか。世を震え上げる破壊的衝動に駆られた行動も、もとはかかる感情と起源を同一にするのではあるまいか。そう考えると自分が怖い。

人間、キレること自体を制御するのは無理に等しい。キレるという言動に出る一歩前の内面とどう向かい合うか。敢えていちいち悩んでおくことで、前よりちょっぴり強い自分になれると信じている。








(部屋の掃除する時間が欲しい人(笑))







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香坂 俊
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