日曜日の朝…
まだ
昨日のことが…
どうして
こんなことになってしまったのか…
独り言のように漏れた言葉
正直なキミの想い…
どうしてなのか
本当はわかってるはず…
自分でもどうしようもできないこと
これまでに何度もあっただろうから…
だから…
僕も同じ想いだと…
たとえそう口にしたところで
いまさら何かが変わるわけでもない…
時は巻き戻せない
流れていくだけ…
車の後部座席に乗り込んで
窓ガラス越しに僕を見上げたキミ…
何かを言いたげだったが
そっと顔を伏せると小さく震えた
じゃあ
元気で…
せめて
そう声でもかければ良かったのか?
言葉に出来なかった想い
喉元に閉じ込めたまま…
走り去って小さくなっていく車の影を
立ちすくんだままいつまでも見送った
見えなくなった後も
ずっと…

土曜日の昼下がり
時が止まっていた…