梅雨が明けてから
暑い日が続いている
毎日のジョグも
10キロを走ることはなく
7〜8キロが限度に…
まぁ…
シューズまでも汗でびしょ濡れになるのと
途中で何回も水分補給すれば
昔のように20キロでも25キロでも
走れるのかもしれない
でも最近は
上下のウェアがびしょ濡れになるだけで
走るモチベーションも下がるし
7〜8キロが適切なのかもしれない
すでに50歳代は通り過ぎた
というより
もう前期高齢者の65歳だし…
暑熱順化…
という言葉があるらしい
SNSで知った
65歳になるまで
そんな四字熟語は知らなかった
暑いさなかのジョギング
寿命を縮めるだけで
なんの利益もないと思ってたら…
汗をかきやすい体質になると
それが体温を下げることになって
ひいては熱中症を防ぐのだと…
まぁ…
なんとなく分からないでもないが…
でも幾ら
熱中症を防ぐのに効果的だといわれても…
日常的な暮らしの中で
すぐに汗をかいてしまうのって
なんだか…
元々
汗っかきの僕にとっては
煩わしいだけでしかない
汗をかくなんて…
4キロ手前で
目一杯に走ってる僕を軽く追い越すように
反対側の歩道に大柄な速いランナーの姿
赤いランシャツと
赤いハーフスパッツ
いかにも速そうな目立つ出で立ち
初めて目にする…
実際に速かったし
ただならぬアスリートだという感じ…
4キロ過ぎの交差点で
いつものように彼と同じ歩道に渡って
まるでストーカーみたいに
後ろ姿を追い続けることに…
それにしてもデカい
190センチ近くはある?
加えて
ふくらはぎや太腿
肩から腕にかけての隆起した筋肉
俄かランナーのジジイが
及びもしない典型的なアスリート体型
たぶん40歳代くらい…
そんなデカいアスリートの彼
上り坂を上り切ったところの
ラーメン屋さんの広い駐車場で止まった
そして追い越した僕がやってくるのを
確認するように振り返った
やがて僕が近づくと
手を上げて
ファイト〜!と言ったのか
お疲れさま〜と言ったのか…
僕もすれ違いざまに
彼と同じように手を上げて
挨拶の合図をしながら追い越し通り過ぎたが…
見知らぬジジイランナーに対して
彼のような仕草をしてくる人は珍しい
おそらく
経験豊富なエリートランナーなのかもしれない
そういえば
履いていたシューズは
流行りのグリーンのネクスト%だったような…
そんな彼には
ジジイの僕も同じような
一丁前のランナーに見えたのだろうか?
だとすれば
嬉しい限りだけど…
そんな彼のおかげ?
ずっと暑さでバテランが続いてる中
久しぶりにキロ6分ペースを切ることができた
マジにギリのペースだけど…
これって暑熱順化?
暑さに慣れてきた?
この歳になって…?