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先日の新聞の『人生案内』(人生相談)で相談者が
『50代の主婦自由のない生活』というタイトルで投稿されていました。
(2月18日 読売新聞より)
この記事を読んでこの相談者さんがとてもお気の毒に・・・・と思うと同時に
どうしてもっと自分を主張したりされなかったのだろうかと歯がゆく感じました。
『夫が悩みの種』すごくよくわかります。
(私も人間嫌いで無趣味(に近い)な夫のことでどうしたものかと思うことがしばしばです。)
このことはさておいて、
私は夫が定年退職した日に『悪妻宣言』をしました。
退職日に花束を持って帰宅した日の夕食はさやかながら
少しばかり豪華な献立にしました。
そして、夫に
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『40年間の会社勤めホントにお疲れ様でした。
私もこの日をもって専業主婦は廃業させてもらいます』と宣言しました。
このとき、『専業主婦廃業宣言』は前もって考えていたことではなく
とっさに出た言葉です。
自分で言っておきながら私自身ビックリしました。
夫も予期せぬ宣言でさぞビックリしたことでしょう。
驚きのあまり言葉が出なかったのではないかと思うとおかしくもあります。
そして、偶然とはいえ我ながらよく言ったものだと自分で自分をほめております。
宣言した手前、私は悪妻に徹することにしました。
出かける時は昼食や夕食の準備は一切しないことにしています。
(風邪など具合の悪い時などは例外ですが・・・)
最初の頃は多少うしろめたさ(罪悪感?)を感じましたが
買い物、友人とのランチや旅行など、夫の許可を求めることなく
自由にしています。(家計のやりくりの範囲内で)
退職当時に友人に話すと「私もその手で行くわ・・・」と言って、
数人は実行したようです。
夫の退職から10年過ぎた現在は雨戸の開閉、戸締り、
古新聞、段ボール等の片づけ、資源ごみのゴミ出し、外回りの掃除(草取り含む)
、庭木、花壇の管理、障子貼りなどは夫がしてくれています。
洗濯ものの取り込みなどもしてくれています。
あ、そうそう・・・
夫の衣類の衣替えも自分でしています。(^^)V
新聞の相談者さんは50代という若さ・・・・どうかいい方向に
希望が叶う様願っています。