1月も残り1週間となってしまいました。年頭に替えていたフォトフレームを紹介します。例年どおり、前年のカレンダーを切り取りました。ミッシェル・ドラクロアの思い出の詰まったパリの心象風景です。
以下がオリジナルの絵を一旦ハガキ大に切り取った画像です。全体画像は撮り忘れまして…m(__)m (★これより下の画像をクリックすると、大きい画像が見られます。★画像にマウスオンすると絵のタイトルと本人のコメントが表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m)。
また、画像の下に、ドラクロア本人の解説をコピーしました。
600円のミニギャラリー ~ドラクロアのパリの思い出~
「パリの秋、落ち葉」 (上段左)
春や秋にはケ・ド・ラ・トゥルネル通りに本屋が店を開きます。
通行人の多くが立ち寄りますが、ここで時として珍しい書籍や貴重な文献を
見つけることができます。
「木陰の家」 (上段中央)
大きな木々の間に隠れるようにあるこの美しい家は、ジヴェルニーにあった
モネの家、そして二つの世界大戦の間にあたる時代のフランスでの穏やかな
生活を思い出させてくれます。
「雪景色のローアン」 (上段右)
クール・ド・ロアンの雪の中に置き去りにされた馬車。これはよい兆候ではなく、
新しい時代の始まり、もしくは無限の発展の前触れです。
「サン・マルタン運河沿いのフェルナンの家」 (下段左)
フランス国王アンリ4世が「我が素晴らしき街よ」と言ったように、
パリはどの季節に訪れても素敵なところです。決して暑過ぎず、寒過ぎず、
空の光は季節ごとに異なるニュアンスを見せてくれます。
「花市、マドレーヌ広場」 (下段中央)
マルセル・プルーストゆかりの地区にマドレーヌ寺院があります。
その裏で花市場が開かれている間は、田園の花の甘く優しい香りが漂ってきます。
「ブローニュの森」 (下段右)
これは1930年代の両親を描いたものです。この当時、公務員(父の職業は
大学教授)の給与が少し上がり、父は小型自動車を購入しました。ほんとうの
贅沢気分を味わえました。
カレンダーは紙が厚くてしっかりしているため、使用後そのまま処分するのはもったいないですよね。このフォトフレーム以外にも、私はいろいろな方法で再利用を楽しんでいます。
柄を活かしたいときは……
◇ブックカバーやしおりとして……
[左]過去にこちらで紹介したものです。
[右]「口と足で描く芸術家協会」発刊の2015年版卓上カレンダー(ハガキサイズ)より、暦部分を切り落としたものです。年賀状代わりにこのカレンダーを贈ってくれる同級生がいるのです。I 君、毎年ありがとうm(__)m
◇遠藤和邦氏作の「浅皿」という折り方で作った紙皿(詳細は、後日別途ご紹介します)……絵柄が大きくてフォトフレームに入れられないようなときに向いています。
◇山梨明子氏作の「プチケース」という折り方で作った蛇腹式のケース(これについても、後日別途ご紹介します)……
◇インテリアとして……絵のフレームの中に料理やお菓子のレシピが紹介されているので、暦部分を切り落としてそのまま残しました(リンク画像は表紙)。キッチンの壁や冷蔵庫にかけて楽しめます。それにしても、20年前のカレンダーがとってあるなんて、我ながら呆れる…(^_^;
その他あれこれ……
◇糊づけなど、テーブルで作業するときに敷いたり……
◇タンスや本棚の上に敷いて、大掃除のときに埃ごと捨てたり……
◇クロゼットの棚や下駄箱に敷いて、棚の汚れを防いだり……
いろいろ使えますね。
読者のみなさまももっといろいろアイディアをお持ちではないかと思います。コメント欄ででも教えてくださると嬉しいです。
フォトフレームから大脱線いたしましたm(__)m