
月が替わったので、フォトフレームの写真を入れ替えました。木村セツ氏の新聞ちぎり絵のポストカードです。『91歳セツの新聞ちぎり絵 ポストカードブック』から選びました。
このおばあちゃまのことは東京新聞朝刊の紹介記事で知り、即刻購入しました。新聞紙だけを材料にしていること、始めたのが90歳だということ、そして何より、その才能に驚いたり感心したり尊敬したり…w(☆o◎)w 実際に本を手に取り、その思いを一層強くしました。
前書きを引用しますね。
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誰かを喜ばせることを何よりの喜びとして働き続けてきた。おいしいものができたら、おすそわけ。趣味といえば、食べることくらいだった。
2018年11月、89歳のとき夫を亡くし、気力を落とした。2019年のお正月、娘に勧められ、90歳でちぎり絵を始めた。孫が作品をツイッターに投稿すると、またたく間に話題になった。見知らぬ誰かの喜ぶ声が力になり、腕を上げた。ツイッターのフォロワーはいつしか4万人を越えていた。
2020年、91歳。変わらずに生き生きと作品を作り続けた。91歳の1年間に生み出された作品を中心に、ポストカードブックを作りました。なかなか会えない遠くのあの人へ、セツさんの明るいパワーをおすそわけしていただけましたら幸いです。
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すばらしいおばあちゃまですね(#^.^#)
オリジナルのカードを紹介します(★これより下の画像をクリックすると、大きい画像が見られます)。
600円のミニギャラリー ~セツおばあちゃんの新聞ちぎり絵~
いちごの光沢とか恵方巻の海苔の光沢とか、すばらしいですよね。画像を最大に拡大し、海苔の光沢部分を目を凝らしてご覧になってみてください。こんな風に表現できるなんて...拍手を贈るのみ!
絵それぞれにセツおばあちゃまのコメントがついているので、原文のまま引用します。
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「恵方巻」:節分のとき巻き寿司はしてましたけど、恵方巻なんて聞いたこともなかったな。こんな年寄りでも時代に合わしていかなね。なんでもやってみな。かぶり食いもせなな。
「天丼」:おとうさんがうな丼のときは私は天丼食べてました。いま天丼は娘の得意料理です。外で食べるのよりも、家で食べる娘の料理がいちばんおいしいです。
「しめさば」:わたし、しめさば大好きや。わさび醤油で食べたらおいしいですね。「980円」は新聞にたまたまあったから貼ったけど、これ高いなぁ。その下はバーコード入れてます。
「いちご」:畑でたくさんできたら近所にも親戚にもあげました。株が大きくなるとコロコロなります。
「チョコレート」:おとうさんにバレンタインやでゆうてあげたらえらい喜びました。若いもんに仕込まれたようなもんで。おとうさん生きてる間はしないといかん思てな。かえしはもろてませんけど。
「ほうれん草」:娘がスーパーで立派なの買ってきてくれました。おひたしにして、根まで全部食べられました。おいしかった。
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人柄と健康の秘訣が偲ばれますね。
セツおばあちゃま、これからも益々お元気で、素敵な作品を作り続けてくださいね。応援しております
93歳になった母に、今日、施設の特別な計らいで対面することができました。入所以来のひと月半で、あっという間に認知症が進み、昨日もトンチンカンな電話をしてきたばかり…。私や妹のことがわかるだろうかと、不安一杯で会いに行きましたが、大丈夫でした。私たちのことを認識できたばかりか、私たちが投げかけたことにもちゃんと反応してくれました。よかったぁ…ほっとしました(^^)v またしばらく会えないので、このセツおばあちゃまのハガキで、便りをせっせと送ろうと思います。
そうなんです、母は口は達者なのです。時々過ぎるくらいで…(^^ゞ コロナで刺激を送りにくいですが、読み書きが好きなので、便りを送りましょう。
ご近所のおばあちゃま、100歳でご自宅暮らし? すばらしいですね。ご家族もすばらしいと思います。
まさに、「酒は百薬の長」ですね。夫の祖母は100歳で亡くなりましたが、毎日一合の日本酒を嗜んでいたそうです。彼女にとってはそれが適量だったのでしょうね。
近所の、向かいのお宅(敷地が広いので、玄関まで、100メートルくらい離れています)のお母さんは、今年100歳、確か先生と同じ年だったと思います。お祝いに一升瓶をお持ちしたら、美味しそうに飲んで、お代わりを要求されたそうです。やはり、外からの刺激が何よりの薬でしょう。何らかの刺激を送ってください。