
(↑「薬師池公園」の花菖蒲)
東海地方以西は例年よりかなり早く梅雨入りしましたが、関東地方は晴天の夏日が続いていて、なかなか梅雨入りしませんね。
先週のことで恐縮ですが、町田市の「薬師池公園」や多摩市の「中沢池公園」に花菖蒲や紫陽花を見に行きました。両園とも、紫陽花は咲き始めたばかりでしたが、花菖蒲は見頃でした。コラージュ画像で紹介します。
(※これより下の画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。★別画像がある場合は、画像にマウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m ★撮影日は2021年6月3日&4日です。)
初夏の庭園 ~多摩の花菖蒲と紫陽花~
<薬師池公園>
約2,200株といわれる花菖蒲が、傾斜面に作られた菖蒲田に咲いています。
早乙女の出で立ちで花ガラ摘みをしている姿は、いかにも風情がありますね。
早乙女画像の下、左画像は「鷹の爪」という品種で、最盛期の姿がこの形です。
紫陽花は約1,000株あるようですが、咲き始めたばかりで、半日陰の場所ではほとんど咲いていませんでした。今週はそろそろ見頃になっているかもしれませんね。でも、私は咲き始めの色合いが好きです(#^.^#)
<中沢池公園>
花菖蒲は約3,000本との記載が多いですが、薬師池の1.5倍もあるとはとても思えません(※この画像は菖蒲田の全景ではありませんが)。むしろ、薬師池の方が種類も株数も多く見えるのですが…。株数と本数の違い、なんていうことがあるでしょうか???
右上端の白花はユキノシタ。せせらぎ沿いの半日陰で楚々と咲くドクダミ(ユキノシタの下の画像)もきれいでした。
未央柳(びようやなぎ ドクダミの下の画像)も、今あちこちで咲いていますね。葉を楊貴妃の眉とたとえられたことが名前の由来とは、今まで知りませんでした。
同じ菖蒲田でも、両園の環境の違いに驚きました。薬師池は、背丈のある豊かな樹々に囲まれ、鴨が泳げるくらいにたっぷり水が張られていましたが、中沢池は日当たりがよく、土はすっかり乾燥していました。どちらの環境でも花菖蒲はきれいに咲くのですね。
ただ、前者では、早乙女姿の女性が丁寧に花ガラ摘みをしてくれていたので、とてもきれいな状態の花が多かったのに対し、後者では花ガラが摘まれていないので、写真が撮りづらかったです。どうしても花ガラが周りや背景に写り込んでしまって…(^^ゞ
ちなみに、菖蒲湯に入れる菖蒲と花菖蒲は別物ですね。
それから、アヤメ系の花の見分け方については、「薬師池公園」に立てられていた看板を載せておきます(2009年に撮ったものでごめんなさいm(__)m)。拡大してご覧ください:
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こちらはおまけ…昨年春にオープンした「薬師池公園西園」とカフェ「44apartment」でのランチもついでにご紹介(2020年4月19日撮影)…。
オープンから1年以上経った現在では、新しく植栽された樹々や草花がだいぶ生長しています。
中央の花は、フデリンドウとヤマブキソウ。
最下段のキジ♂は、「薬師池公園」近くの里山地区にある別の菜の花畑にいました。
多摩市の中沢池公園は、以前はよく手入れされていたのですが、
最近は放置気味なのです。
ちゃんと菖蒲の種類も書かれた立て札などもありました。
今はありません。
予算不足なのでしょうか。
今年も菖蒲の季節がやってきます。
残念です。
やはりそうなんですね。おそらく予算不足なのでしょうね。
私が何年も前に最初に見たときから、今の状態だった気がするので、手入れが行き届いていた頃というのは、相当前のことなのかなと思います。残念ですね(^^ゞ
ただ、人が少なくて静かなので、思い出したときに足を運んでいます。