「平和百人一首」とこのシリーズについての解説は、初回記事と2回目の記事をご参照ください。前回記事はこちらで見られます。
なお、かなづかいや句読点は原文のままとするので、読みづらい点はご了承ください。
平和百人一首
ふたたびくりかへさじと悔深く 軍事法廷の記事を読みつぐ
三重県木本町 宇城 直一
私は、国民の誰しも持つているであろう反省を、そのまま素直に三十一文字によんだ。 私の歌は文字も生硬であり、一回見栄えしないが、平和の鐘楼建立会の「和英対訳平和百人一首」を手にし、英訳されているこの歌をよむとき、反つて自分の考へがよくあらわれ、心にあるほのぼのとしたものを感ずるのである。
(直一)
コメント利用規約に同意する
フォロー中フォローするフォローする