
なんと、このシリーズは100回目を数えることになりました。私が勝手に名づけた「クラスタ―フォトフレーム」…始めた当初は、クラスタ―という言葉がコロナ禍を通じてこれほど世間に認知されるようになろうとは、想像もしていませんでした。こんなことだったら、違う表現にしておけばよかった…(^^ゞ
それはともかく、9月も末にさしかかりましたね。4年も前に求めたポストカードを月初めからフレームに入れていたのですが、紹介が遅くなりました。2017年8月~10月に「三鷹市美術ギャラリー」で開かれた高松明日香展「届かない場所 The unreachable Place」(↓)で求めたポストカードです。
絵自体の作風も独自の感性に溢れていますが、ぴったりと隙間なく作品同士を並べて連作とする展示スタイルもユニークでした。2013年頃からのスタイルだそうで、「狭い壁でもたくさんの作品が展示でき、なおかつ作品同士が呼応しているように見えたから」とのことです。
天候不順だった今月前半、私の心情にピッタリな気がして、彼女の作品を選びました。緊急事態宣言はほどなく解除されそうですが、ワクチン未接種者に対する同調圧力が強まる一方だし、ほんと、ブルーな日々なもので…;;(^^;;
以下に、オリジナルカードと展示会の様子(撮影フリーでした!)を紹介します。
(★トップ画像以外の画像をクリックすると、大きな画像が見られます。)
600円のミニギャラリー ~高松明日香のユニークな世界~
連作の中の一作品なので、ポストカードそれぞれにはタイトルの記載がありません。「今まで制作した作品がすべてガラガラポンされ、新しい組み合わせで作品として展示」したそうで、つまり、この展示会一回だけの組み合わせだったのですね。
作品タイトルは、
左上段:「地中海地方の天気予報(午後のレディ) Weather Forecast for the Mediterranean Region (Lady in the Afternoon)」より
左中段:「動き出す Beginning to Move」より
左下段:「最後にこちらを向いた人 Someone Who Finally Turned in Our Direction」より
右上段・中央上段:「不死身 Immortality」より
右中段:「地中海地方の天気予報(午後のレディ) Weather Forecast for the Mediterranean Region (Lady in the Afternoon)」より
右下段・中央下段:「最後にこちらを向いた人 Someone Who Finally Turned in Our Direction」より
撮影フリーにするのは、最近の若い作家に多いようですね。
「地中海地方の天気予報(午後のレディ) Weather Forecast for the Mediterranean Region (Lady in the Afternoon)」
「最後にこちらを向いた人 Someone Who Finally Turned in Our Direction」
上記二作のように、後ろ姿の作品がユニークで目立っていましたが、もちろんそうじゃない作品も…(↓)
全体に落ち着いた地味なトーンですが、こんな作品も…(↓)
こちらはユニークな発想ですね(↓)。
「自分が何度も映る Oneself Reflected Many Times」
落ち着いたトーンの作品が多いですが、動きやリズムを感じる作品も多いですね。とても印象に残る作風でした。
今の社会情勢にめげることなく、この絵を見ながら心穏やかに過ごしたいものです(^^)v
こちらはおまけ…
こちらの過去記事で紹介した和装のハガキ掛けです。秋バージョンにしました。折り方はやまぐち真氏作の「着物」。折り紙は、ダイソーの廃版千代紙「日本の紋様 ふりそで柄」の中から、ナデシコ(左)と菊(右)を選びました。台紙は雲竜千代紙です。
さらにおまけ…地元の平和活動仲間2名が、毎年2学期の初登校日に合わせ、市内の小学校を順に巡って黒板アートをボランティアで描いています。今年の作品の一部を紹介します。毎日新聞デジタル版にも記事が載りました。
どれも力作でした
「cry for the moon」とは慣用句なのですね。知らなかった…のtakuetsu@管理人でした(^^ゞ