この記事をお読みになる前に、必ずお読みください:
【後日追記】(2016.2.18)
先日こちらで触れたように、この記事がこの折り紙の著作権に抵触しないかどうかを確認するため、作者である小林一夫さん(「御茶ノ水 おりがみ会館」館長)に連絡いたしました。氏は著作権に関して独自の見解をお持ちで、くだんの「日本折紙学会」や「日本折紙協会」とは無関係だそうです。本来なら折り方を掲載することは著作権に抵触する行為とお考えですが、「広まってこそ折り紙」との考えの下に折り紙の普及活動をなさっている由、掲載継続を快く許可してくださいました。
氏の寛容なご判断に心から感謝するとともに、この記事をお読みくださるみなさまも、現代作家さんの折り紙を普及するに当たって、著作権に留意されますようお願い申し上げますm(__)m
なお、掲載継続に当たり、内容を一部再編集したことをご了解ください。
今回の折り紙は、ある雑誌↓に宇井野京子さんが「やさしいしおり」として紹介されていた「三角のしおり」です。
この「やさしいしおり」をぜひ折ってみたかったのですが、折り方が載っていなかったのでネットで検索...でもなかなか見つからず...このエッセイが「美濃和紙」作家の家田美奈子さんを紹介するものだったので、このしおりも家田さんか執筆者の宇井野さんの作だろうと思い込んでいたのです。
でも、ネットサーフィンするうちに、折り紙作家の小林一夫さんの「三角のしおり」という作品だとわかりました。氏はNHKの番組「まる得マガジン」でお馴染みの方です。氏がその番組中で紹介されていたので、ここで紹介しても構わないのではないかと考え、ご紹介します(『NHKまる得マガジン 伝えたい! 季節の折り紙』が出版されましたが、現在売り切れです)。
(★7.5cm角の折り紙で折りました。★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。)
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3枚を一度に中へ折り込むのですが...
ですが...折り目を予めつけないで折り込むときれいにできないので、私は以下のように折ることにしました。
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できあがり
(裏画像は、しおりを裏から見た画像) 千代紙で折ると少し厚みが出ますが、高級感はあるかも...。
見た目はすぐに外れそうな気がしますが、どっこい、そうでもないのです。5枚くらいセットにしてポチ袋にでも入れれば、ちょっとしたギフトにもなるかしら?
(裏画像も見てね)
ポストイットも大変便利ですが、こんなしおりを使いながら読書するのも、心が豊かになれそうですよね。みなさまもお試しくださいませ。
【後日追記】(2015.5.10)
読者の方から「英字の紙でも作って掲載してください」というリクエストをいただいたので、早速トライしてみました。
新聞だとインクで手にも本にも着色してしまうし、ちょうど英字柄の100均折り紙(4色36枚入り)が手許にあったので、それで折ってみました。
[右] こちらの過去記事で紹介したポチ袋をお揃いで作りました。これにしおりを入れ、保管用に、ギフト用にしたらいいかしら?
鳩時計さん、いかがでしょうか? 素敵なアイディアをくださり、ありがとうございましたm(__)m 今後ともどうぞよろしくお願いします。
【後日追記】(2016.2.3)
この記事は8年前に初掲したものですが、最近のこの記事で触れたように、先月末に「ハムスター速報」で紹介されたのをきっかけに、ツイッターでRT(リツイート)が繰り返され、あっという間に何万人という規模で拡散されてびっくり仰天、いや、びっくりポンか…w(☆o◎)w 他の紹介サイトや英語のサイトでも紹介されたようで…w(☆o◎)w 拡散してくださった方々に改めてお礼を申し上げます また、多くの人に広がったことにより、新しいアイディアが次々と生まれているようで、私はむしろそのことが嬉しいです(*^▽^*)v
この記事の読者(上述の鳩時計さん)が、以前コメント欄でこんな提案をしてをしてくださっていました:「三角しおりに合うデザインを考え消しゴムハンコで作り、三角しおりに押して楽しみたく提案しました。」
さらに、今回の広がりの火つけ役になってくださった方が、実際にスタンプを押して作ってくださっているのを拝見して、私も作ってみたのがこれ(↑)です。100均の「FABRIC PAPER ―ぬの紙―」という折り紙(本物の布と見紛う出来栄えですよ)を使い、落款(らっかん)をつけてみました。この篆刻(てんこく)についてはこちらの過去記事をご参照ください。私の作品ではありません(^_^; 梅のスタンプは嫁いだ娘が残していったものです。残り物には福がある(*^▽^*)
今後、どんなふうに情報が広がっていくかわかりませんが、一人でも多くの方が楽しんでくださり、また新しいアイディアが生まれることを期待しています。
そして、この広がり、盛り上がりを、オリジナル作家の小林さんもごきっと喜んでくださると思います。伝承折り紙の一つになっていくといいですね(#^.^#)
【後日追記】(2022.9.26)
この度、この記事を「Twinkl Japan」というサイトのこちらの記事でご紹介いただき、反響を呼んでいるようです。こうしてこの折り紙がますます広がっていくのですね。ありがたいことです。Twinkl Japanさん、この場で改めてお礼申し上げますm(__)m ご協力と細やかなご配慮に感謝しております。
作ってみてから気付いたけど、あらら、この本、スープの…。
カラフルなしおりをつけていただいて、本もさぞうれしいことでしょう。
いつも折ってみてくださり、ありがとう! 嬉しいです。
福山ローズは、私のあの写真で折れたら天才かも?!
本、pocopocoさんならすぐ気づいてくださるだろうなーと思っていたのですが、よかった! えへへ。
実は、後日また登場するのですよ。クラムチャウダー作ったもので。
昔沢山買ってあった折り紙・千代紙がおかげさまでいろいろと生かされています。 ありがとうございます
たとえうちの息子に作ってやっても、喜ばないんじゃないかしらん。娘にはセットであげると言ったのに、「1つで充分」だって。んもー!
&たくさん作ってくださったとのこと、よかったです。ちょっとしたプレゼントにもよいですよ。
他にもいろいろ折紙を載せています。どうぞまたお越しくださいませ。
参考にしていろんな折り紙で折って楽しみたいと思います。プレゼントにもいいですね☆
ありがとうございます。
あぁ、宇井野さんのこの記事は「翼の王国」に載っていたんでしたっけ。このページだけ切り取って(我が家には定期的に送られてくるので)しばらく置いておいたので、出典がどこだか忘れておりました。
同じ記事をご覧になり、記憶に留めていらしたのですね。なんか親近感が湧いてしまいます。
どうぞ、いろいろな形でご活用くださいませ。
またいらしてくださいね。コメントありがとうございました。
おりがみのしおり、早速作って友達にあげたところ、大変喜ばれました。
本当にありがとうございました。
またちょくちょくサイトを拝見させて頂きますね。
これからも頑張ってください。
このしおり、折り方を知ってしまうと「なんだ、こんなに簡単なのか!」と思いますが、ぱっと見ではなかなか折り方がわからず、かつしゃれていますよね。
お役に立てて嬉しいです。
またお越しくださるとのこと、ありがとうございます お待ちしておりますね。