靖国神社への首相参拝を巡り、中国からの圧力に呼応する形で、「A級戦犯」分祀論が起こつてゐる。既に神社にお祀りした御霊に対し分祀といふ辱(はづかし)めを与へ冒瀆する事によつて、戦争の責任を明らかにせよとの主張である。
「敗戦責任」などと言ふが、終戦後明らかになつてゐるだけでも、大東亜戦争敗北の責任を取り将兵五百六十八人、民間三十六人が自決してゐる。更には、連合国の戦争裁判により一千余名が処刑され生命を奪はれてゐる。合はせれば千六百余名の方々が日本国の敗戦の責を負ふて亡くなられたのである。この事を忘れてはならない。 . . . 本文を読む