25日午後7時から広島市に於て、平成20年の日本の誇り連続セミナーが始まり、講師として登壇した。第1回は「陽明学入門」で、王陽明の生涯、陽明学のキーワード、日本人と陽明学、日本に於ける陽明学派について講義した。参加者からは、陽明学の全体像について初めて解ったなど、好評であったので、講義レジュメを掲載する。尚、私は、大学2年の秋、20歳の時に大山登山の帰路の米子の書店で『陽明学入門』と出会ったのがきっかけで、その冬に『伝習録』を読み大変感動し自らの心境が一変した。又、日本の陽明学派の人物を勉強し出した。爾来34年に亙って「致良知」「知行合一」を生き方の信條として来ている。今年は、日本陽明学派の人物に学ぶ「日本の誇りセミナー」を広島以外でも既に、仙台・秋田でも開催し、4月には宮崎(26日)、大阪(29日)で開催する。鹿児島では4月から2ヶ月に1回の連続セミナーを始める。陽明学及び日本の陽明学派について学びたい方はご連絡下さい。 . . . 本文を読む
『祖国と青年』3月号では、昭和3年に刊行された『修養全集』について紹介した。当時の世相を内村鑑三日記から紹介した。その世相に敢然と立ち向かった大日本雄弁会講談社(現在の講談社)社長野間清治の烈々たる刊行の辞、社員一同の使命感を紹介した。皆さんも図書館で繙くか古本屋で買い求めて欲しい全集である。 . . . 本文を読む
『祖国と青年』2月号では、昭和20年4月の沖縄決戦を前に、現地に踏みとどまった人物〔荒井退造警察部長・笠原貞芳技師〕及び決然たる覚悟で沖縄に赴任した人物〔島田叡県知事・田中静夫沖縄地方気象台無線課長〕について紹介した。 . . . 本文を読む