「良知」の言葉 第17回「それ良知は、すなはちいはゆる是非の心、人皆なこれあり、学ぶを待たずして有り、慮るを待たずして得る者なり。人孰かこの良知なからんや。独だこれを致すこと能はざるあるのみ。 2023-08-08 13:50:08 | 「良知」の言葉 第17回(令和5年8月8日) 「それ良知は、すなはちいはゆる是非の心、人皆なこれあり、学ぶを待たずして有り、慮るを待たずして得る者なり。人孰(たれ)かこの良知なからんや。独(た)だこれを致すこと能はざるあるのみ。」 (『王陽明全集』第2巻「文録」五 雑著「朱守乾の巻に書す」) 王陽明は48歳の時、江西省南昌に拠って叛乱を起した王族の寧王宸濠をわずか二週間で平定した手際の見事さが朝廷に嫉妬を生み . . . 本文を読む