「良知の言葉」第22回「爾只だ他を欺く要(べ)からず、実実落落に他に依着して做(な)し去(ゆ)かば、善は便(すなわ)ち存し、悪は便ち去らん。」 2023-08-29 15:06:50 | 「良知」の言葉 第22回(令和5年8月29日) 「爾只だ他を欺く要(べ)からず、実実落落に他に依着して做(な)し去(ゆ)かば、善は便(すなわ)ち存し、悪は便ち去らん。」(『伝習録』下巻六) 今回からは、「致良知」に関する実際的な質問に対する、王陽明の言葉を紹介して行く。その質問は、今日私達が陽明学を実践して生きて行く上に於いても、大いに参考となる。 門人の陳九川が、「どのようにして良知を致せば良いのですか . . . 本文を読む