「良知の言葉」第16回「聖人の心は明鏡のごとし。只だこれ一箇明らかなれば、すなはち感に随ひて応じ、物として照らさざるはなし。」 2023-08-05 10:55:01 | 「良知」の言葉 第16回(令和5年8月5日) 「聖人の心は明鏡のごとし。只だこれ一箇明らかなれば、すなはち感に随ひて応じ、物として照らさざるはなし。」 (『伝習録』上巻21) 王陽明は、理想とする心の状態を「明鏡」に譬えて、その「心鏡」に曇りが生じない様に、日々磨き続ける事を説いている。 これは、弟子の陸澄が「聖人はどんな事にも自由自在に対応できるのは、予め様々な出来事に対して考察をしているからでは無いの . . . 本文を読む