シライシという二十代後半の、
見るからにパッとしない、
男性ファッションデザイナーがいた。
けど、
この男は、
衣服の襟に関しては、
ピカイチの腕を持っていて、
誰にも負けないという宣伝文句はれるほどの腕前やった。
シライシのこの才能は、
小学校高学年頃に表れ、
高校へと上がるまで、
200枚の賞状をもらっていた。
ただし、
襟以外は、
ド素人なみにだらしなく仕上げる為、
ファッションデザイナー同士の分業で、
襟専門で、
その頭角を表してきた。
そんなシライシを悲劇が見舞う。
ダチと川釣りに行った時、
カミツキガメに右手噛まれて、
指がジャンクになった🙀‼️
シライシは、
あのカミツキガメを捨てた奴を探すと怨念持って宣言したが、
ダチの一人から、
「そんな奴どこにおんねん😠⁉️」と反論されたとき、
自分が、
中坊時代に、
カミツキガメを捨てた過去を思い出して、
無念のうちに、
あきらめた😭
その後、
シライシは、
自分が仕上げた襟と、
200枚の賞状持って、
指の無い右手見せて、
カミツキガメを捨てるのは止めようキャンペーンの集会を、
各都道府県でしたが、
過去に、
当人が、
カミツキガメを捨てたことがバレていたので、
見向きもされることなく、
シライシは、
いずこかに、
消息を経った。
噂によれば、
カミツキガメ専門駆除業務に就いていると言う。
ケイジロウも、
コロナという名のカミツキガメにやられて、
仕事失っても、
再生の熱意があれば、
自ずと、
道は、
開く‼️