ブサイクな四角顔に斜視（いわゆるガチャ目、もしくはひんがら目）の熊太郎は、
知恵遅れの卵顔の息子ノック君を連れて、
真冬の北海道に行った。
親子ともども、
大自然の厳しさの中から、
人生の意味を悟ろうと企画したらしい。
この年、
フツーでさえ寒い北海道は、
コトのほか寒かった！
親子で防寒服着込んだ熊太郎とノック君は、
壮大な雪景色に感激した。
熊太郎は、
冷たい雪風に体を震わせた。
が、
ノック君は、
目をぱちぱちさせて、
熊太郎の斜視の目まねをした。
熊太郎は心に、
ノック君を蓮🪷の咲いているところに送りたくなった。
ノック君がバックから、
いちごシロップ出した。
そしてそれを、
降り積もった雪にかけて、
手で掴み食いした。
熊太郎は、
ノック君のいちごシロップを借りて、
近くの洞穴に大きく垂れたツララに、
いちごシロップをかけて、
それを舐めた。
が、
舌👅がツララに引っ付いて離れなくなった🙀
熊太郎はうめきまくった😩
しばらくして------
近所に暮らしていた人々が、
お湯とタオルをもって、
ツララに引っ付いた熊太郎の舌👅を、
ゆっくりと離してあげた。
ノック君は、
そんな大騒ぎの間中、
目をぱちぱちさせて、
熊太郎の斜視の目まねをしていた。