元気のエエ70代夫婦によって経営されている、
ある絶品の上に絶品の焼き鳥屋に、
首入れ墨したスキンヘッドの男が入って来た。
ところが、
経営者夫婦は、
「八ちゃん」言うて喜ぶ。
それは、
とある満員御礼飲み屋で、
八ちゃんのテーブルだけが空いていた訳やけど、
そこに、
なにごとも気にしないこの焼き鳥屋夫婦が座ったことから、
友情が芽生えることとなった。
八ちゃんは、
8人兄弟の末っ子で、
名は八太郎。
ニックネームはイカ八。
イカす八太郎の略らしい。
(やからこの記事も八ちゃんからイカ八と表すことにする)
イカ八は、
人気ミュージシャンのライヴ演出や、
人気映画の制作総指揮の職にあり、
東京一等地にデカ家構えて、
5千万円の高級車を乗り回している。
映画「さよなら歌舞伎町」の制作総指揮をしていて、
前田敦子は積極的に演技して、
染谷は几帳面に台本に目を通すと、
イカ八は語る。
イカ八は制作総指揮というより、
エグゼクティブ・プロデューサーという言葉を好む。
店内の他の客が、
エグゼクティブ・プロデューサーはどんな仕事をするのか🤔と問うたところ、
イカ八は親切に、
「エグゼクティブなプロデュースをする仕事です」と答えた。
(レフティは「ナンや😳その説明の仕方は😛」と小馬鹿にした)
そしてイカ八は、
この焼き鳥夫婦を、
back numberのライヴに招待したいと言う。
まさに、
美談やと思っていたら、
どんでん返しとなった😵
ある日俺がたまたま、
隣町の小汚いアパートの横道を通っていたら、
アン😳と、
そのアパートからイカ八が出て来たやないか😬
俺が挨拶したら、
イカ八はウツ顔して無言で歩き去った。
俺は人違いやとその時は思った。
が、
腑に落ちないので、
「さよなら歌舞伎町」の映画DVDを再生して、
エンドクレジットのキャスト一覧を調べたら、
イカ八の名は無かった😨
更に、
100人しか入らないイカ八指定の会場に、
back numberのような人気バンドがライヴするかどうか調べてみたら、
ライヴするバンドは、
back numberやなくてblack numberという無名バンドやった。
更に更に、
このblack numberのライヴ関係者の中にさえ、
イカ八の名は無かった。
東京一等地に5千万の高級車乗る男がナンで、
こんなチンケな店構えの焼き鳥屋に入るのか🤔という疑問から、
出発すべきやった。
やけど、
70代焼き鳥屋夫婦にとっては我が子同然のイカ八。
が、
俺からしたら、
イカす八太郎ことイカ八は、
いかさま八太郎のイカ八と訂正したい。
そしてケイシロウ、
こういうハッタリは、
4月1日以外にしてはならない😡