Steel Pan 珠(たまき)

*スティールパンのライブ情報、レッスン、ひとりごとなど☆
*神田・自由ヶ丘・山梨でレッスン開講中!

しょ…しょ…しょうじょうじ!の曲です!(о´∀`о)

2023-09-20 16:16:00 | スティールパンで童謡唱歌
まだちょっと9/18コンサートについて書く時間がありませーん😅
取り急ぎ、本日もスティールパンで童謡唱歌!

↓色を変えれば、ちょっとたぬきに似てる…このパンダw
そうでもないか!😆




9月20日。
スティールパンで童謡唱歌(263)
『証城寺の狸囃子』
作詞:野口雨情
作曲:中山晋平


証城寺の狸囃子(しょうじょうじのたぬきばやし)は、千葉県木更津市の證誠寺に伝わる「狸囃子伝説」に想を得たものだそうで、曲は1925年(大正14年)に発表されたとのこと。

野口雨情サンが千葉県木更津市を訪れた時、童謡の題材にと木更津市内の證誠寺に伝わる「狸囃子伝説」を提供されたことがきっかけとなったそうです。

作詞されたものは、児童雑誌「金の星」1924年(大正13年)12月号で発表され、その後、中山晋平サンがその歌詞を元に改作し曲を付けて児童雑誌「金の星」1925年(大正14年)1月号で発表したということでした。

この時、野口雨情サンは旅行中で連絡がつかず掲載は「金の星」主宰・齋藤佐次郎の独断だったそうです!

詩が掲載された月の翌月号に曲をつけて発表ってことですよね?
はやっ!!!笑

中山晋平サンの詞は最初の出だし「しょ、しょ、しょうじょうじ〜♪」というように、同じ音の繰り返しを多用することでリズミカルで軽快な音楽になっていますね。

野口雨情サンのタイトル表記は、漢字表記で「証城寺の狸囃子」ですが、児童向けの童謡であることから「しょうじょうじの狸ばやし」とひらがな表記にしている場合もあるとのこと。

◎この曲は、木更津市富士見に実在するお寺「證(証)誠寺」の狸囃子伝説を元としていますが、じょうの表記に正規の誠ではなく城の字を用いているのには諸説あるそうです。

1)野口雨情サンが作詞の際に参考にした文献『君不去』でしょうじょうじの表記が間違っており、それに気付かずそのまま紹介してしまったから。

2)歌詞を読んだお寺の関係者から「住職がタヌキと一緒に踊るなんてことがあるはずがなく不敬である」という抗議があったから。

3)最初から意図的に城の字を使ったから。
証城寺と表記し歌に登場する寺を架空の場所であると位置づけることで、特定の地域の単なる民謡とするのではなく全国の子供たちに歌ってほしいという意図があったから。

…ということでした!

【歌詞引用】
1.
しょうしょう  しょうじょうじ
しょうじょうじの庭は
つ つ 月夜だ みんな出て 来い来い来い
おいらの友達ぁ
ぽんぽこ ぽんのぽん

2.
負けるな 負けるな
和尚さんに 負けるな
来い 来い 来い 来い来い来い
みんな出て 来い来い来い

3.
しょうしょう  しょうじょうじ
しょうじょうじの萩は
つ つ 月夜に 花盛り
おいらは浮かれて
ぽんぽこ ぽんのぽん


◎似ている曲シリーズ?笑
★ハイドン*交響曲第89番ヘ長調
出だしから、まさに、
「しょ!しょ!しょじょじ!」でした!
名前と曲名で検索してみてください!

◎海外でヒットしたそうな!?
1955年(昭和30年)、アメリカのアーサー・キットサンが『Sho-Jo-Ji (The Hungry Raccoon)』という題名でカバーし、日本でも洋楽として大ヒットとなったそうです。

似ている曲も、海外でヒットした曲も,面白かったです!
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取り急ぎ、本日の曲を!

2023-09-19 18:18:00 | スティールパンで童謡唱歌
「最高の誕生日」更新っ!!!


9/18という日には、いろんな思い出がございますけれども。
初めて自分のコンサートをして、感謝の気持ちがいっぱいになったこと、たくさんの方々が応援してくださること、すごく楽しくて幸せな日を過ごせて、ありがたいなぁ〜と思いました。

詳しいことはまた後日書くとして、本日はこんな時間のブログ更新となってしまいました。


9月19日。
スティールパンで童謡唱歌(262)
『村祭(むらまつり)』
作詞:文部省唱歌
作曲:文部省唱歌


この曲は、1912年刊行の尋常小学唱歌に掲載された曲です。
★尋常小学唱歌
「かたつむり」「春の小川」「朧月夜」「茶摘」など、今でも歌われている曲も多く掲載されていたそうです。

◎『村祭』
秋の豊作を祝った祭りの歌。
笛や太鼓の音が楽しげです。

◎古代より自然には神様が住んでいて、森は神様が降りてくる神聖な場所としていたそうです。
人々は神様のいる場所を訪ねるようになり、森に神様の住まいを作るということで「神社」が出来たとのこと。

神様が天皇の子孫にあたる人に稲穂を授けたおかげで、食べ物が豊かになった…という言い伝えがあって、秋の収穫の時期には天皇と神様へ収穫したお米や作物を奉納するようになったそうです。

【歌詞】
1.
村の鎮守の神様の
今日はめでたい御祭日
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
朝から聞える笛太鼓

2.
年も豊年満作で
村は総出の大祭
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
夜まで賑う宮の森

3.
みのりの秋に 神様の
めぐみたたえる村祭
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
聞いても心が勇み立つ


◎歌詞の3番は、1942年(昭和17年)「初等科音楽一」に採用されるときに歌詞が変更になったそうです。

『治まる御代に神様の 恵仰ぐや村祭り』
↓↓↓
『稔(みのり)の秋に 神様の めぐみたたえる 村祭』


大正時代までは、天皇は神様として崇められていましたが、昭和天皇より神ではなく「国民の象徴」となり、神のように崇めたたえている歌詞は良くないということになったのだとか。
唱歌の特徴の一つに、唱歌は文部省が教育のために作っているので、時代背景によって歌詞に不適切なものがあると変更されていくことがあるようです。

(※教えていただいたことを追記!
↓↓↓↓↓
細かいのですが天皇の人間宣言は1946年(敗戦後)なので、昭和になってからもしばらくは神様扱いだったようです〜
↑↑↑↑↑
…とのことでした。


◎今回はお祭り気分を出すために、スティールパンのフチで太鼓を表現してみました♪
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やっぱり"自分大好き"なんですよ〜!笑

2023-09-18 08:00:00 | スティールパンで童謡唱歌
おはようございますっ!!!

ウンじゅうウン年前の8:30ごろ。
オギャーと"泣かず"に生まれた私は、ワンテンポ…ツーテンポ?遅れて、お医者さんにピチャピチャ叩かれたのちに、やっとオギャーと泣いたのだとか。笑

なので、いつも行動がワンテンポ遅れていることが多いワタクシですww

そんなこんなで、イベント大好きな私は、毎年何かした〜い!って思ってしまうわけですが。
(静かに過ごすという気は…あまりない…笑)

昨年は、母と兄家族とともに静岡へ行きました。("相方"いないしw)
さわやかのハンバーグ食べて、万年筆やペンカフを買ってもらって。
↑このセットにはニマニマしました!!!

父からは、ドラム缶の梱包カバー!
(実用的w)

他にも、たくさんの方々からワキャー!!!っていうプレゼントをいただき、ありがたき幸せでした。

さぁ、今年はどうしようか…と考えた時。
スティールパン弾きたい!!!ということで、スペシャルミュージシャンにお願いしたところ、お2人ともスケジュールが空いていて、嬉しくて嬉しくて♡
本日をとても楽しみにしていました!!!
…と同時に、体調管理をガッチリしていました!!!

本日のお席、若干空きがございます!
選んだ会場は"駅近"☆
山梨市駅」から徒歩1分です。

そんなこんな日に…この曲!!!笑
タイトルで申し上げた通り、「自分大好き」なので…ね。
今日はこの曲です!!!


9月18日。
スティールパンで童謡唱歌(261)
『ハッピーバースデートゥーユー』
作詞:不詳
作曲:ヒル姉妹(アメリカ)


元々、この歌は、アメリカ人のヒル姉妹が作詞・作曲した「Good Morning to All」だそうです。

しかし、今では↑その替え歌である「ハッピーバースデートゥーユー」の方がとても有名ですね!!!
誕生日を祝うために歌われるアメリカの歌です。

各国語に翻訳されていていますが、私たちも英語で歌うことが多いですね。
英語圏以外の国でも英語で歌うことがあります。

ですが、日本では、日本語詞を追加したものもあるそうで…!
日本では、「お誕生日のうた」「お誕生日の歌」の曲名で、丘灯至夫サンによる日本語詞はこちら。

【日本語歌詞・引用】
うれしいな きょうは
たのしいな きょうは
たんじょうび おめでとう
おうたを うたいましょう

はっぴーばーすでー とぅゆー
はっぴーばーすでー とぅゆー
はっぴーばーすでー
でぃあ ○○○さん
はっぴーばーすでー とぅゆー

↑後半は英語と同じなんですね!
◎世界で一番歌われている英語の歌としてギネスに載っているそうです!

◎音楽著作権で史上最も稼いだ曲の第1位に選出された…ということもあったそうで!笑

◎1962年にマリリン・モンローサンが、アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディサンの誕生日祝いで、この歌を歌ったそうですね!!!

◎タイでは他の国と違い、3拍子でなく4拍子で歌うことが多いそうです!

★今回私が弾いたのも、3拍子から4拍子になっています!スティールパンが生まれた国,トリニダード・トバゴ共和国の音楽、SOCA風にしました!笑

◎2度歌うと約30秒になり、手を洗うのに適した時間になるので、これを2度歌って手を洗わせる指導が日本でもなされているのだとか!!!

【原曲の歌詞】
"Good Morning to All"
元となった曲 Good Morning to All の歌詞

Good morning to you,
Good morning to you,
Good morning, dear children,
Good morning to all.


【"Happy Birthday to You"の歌詞】
Good Morning to All の替え歌が、ハッピーバースデーの歌となった、その歌詞。

Happy birthday to you,
Happy birthday to you,
Happy birthday, dear [お祝いする人の名前],
Happy birthday to you.

…ということで!
自分大好きな私がバースデーソング、自分で引きました♪やりそうなことですね☆笑。
(((o(*゚▽゚*)o)))
9/18が誕生日の人多数!!!
本日誕生日の皆さま、
おめでとうございまぁーーーす!!!

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素敵な歌詞と素敵なメロディー『秋の子』です!

2023-09-17 10:20:00 | スティールパンで童謡唱歌
やっと書けたぁーーー!!!!!
解説に興味が湧きすぎて、まとめるまで時間を要しました💦


やること盛りだくさんなので、早速!!!
260曲目っ!!!!!
どうぞっ!!!

9月17日。
スティールパンで童謡唱歌(260)
『秋の子』
作詞:サトウハチロー
作曲:末広恭雄


なんだか、昔懐かしい曲だなぁ…と思った曲です。

この曲は、1954年刊行の雑誌「アサヒグラフ」の記事「新童謡歳時記」に 楽譜付で掲載された童謡だそうです。

さてさて、この曲はとても興味深いことがあります。

作詞のサトウハチローさんの曲は、これまでにも何曲か演奏してきましたが…
作曲の末広恭雄さんは、東大の魚博士と呼ばれる方だったそうで。
元・東京大学農学部水産学科教授で、皇太子時代の昭和天皇に生物学を御進講されたり、油壺マリンパークの館長もされていたそうです。

…と調べた時に、魚博士が作曲を?と思ってさらに調べたら、末広恭雄サンのお母様が音楽好きで、ドレミの指づかいを教えたり、毎年のように演奏会に連れて行ったり…ということがあったそうです。
また、末広恭雄サンの小中学校の音楽の先生が田村虎蔵サンだったそうで!
(田村虎蔵サンの代表作→『浦島太郎』や『花さかじいさん』など☆)
お母様の影響で音楽に興味を持っていた末広恭雄サンは、小学校高学年には作曲のようなものを始めたんだそう。

中学では、なけなしのお金でレコードや音楽の専門書を買ったりして、作曲者の道を考えていたようです。

大学在学中も作曲活動をして、公募に当選したきっかけで弘田龍太郎サンの門下に入り、その後、山田耕筰サンの家にも出入りするようになったとか!!!

そんなこんなで、魚博士でもあり、作曲者でもある方だったわけですね!!!

さらに!うぉー!!!(魚にかけてみた…ww)と思ったことは…!!!

"アサヒグラフ"の企画した「童謡歳時記」というサトウハチローサンの"連載詩"に曲をつけるというものがあったそうで。

サトウハチローサンは、末広恭雄サンが山田耕筰サンに師事し、作曲の勉強をしていることを知り、作曲者として指名したということでした!!!

それも、、、
「秋の子」をはじめ、「春の子」「夏の子」「冬の子」の四季それぞれ4曲を。

末広恭雄サンによると、「サトウハチローサンの詩は、四季それぞれの子どもの生態が魚を交えて美しい絵画を見るように描かれているので、自ずと曲想が浮んだ…」…と。

この『秋の子』には、「はぜ」という名前が盛り込まれていますね。

春は"鮒"、夏は"かわはぎ"や"フグ"、冬は"たなご"が詩の中に入っているそうです♪

『秋の子』の誕生秘話は、末広恭雄サン著『魚のうた』にも書かれているようなので、今度読んでみたいと思います!

末広サンの師である山田耕筰サンも、アクセントに注意して作曲をしているということなので、その辺りも知りたいなぁ…と!

ここまで長くなりましたが、歌詞を引用させていただきまする!!!

【歌詞】
1.
すすきの中の子 一、二、の三人
はぜつりしてる子 三、四、の五人
どこかで やきぐり やいている
つばきを のむ子は 何人だろな

2.
かきの実みてる子 一、二、の三人
さよならしてる子 三、四、の五人
ごはんに なるまで おもりする
おんぶを する子は 何人だろな

3.
ひぐれに走る子 一、二、の三人
ふろたきしてる子 三、四、の五人
こおろぎ あちこち なきだした
さみしく 聞く子は 何人だろな


最後が気になるっ!!!!!
「さみしく聞く子は何人だろな」
サトウハチローサンが最後にこの言葉を持ってきた意味は!?!?
それまでほんわかした気持ちのコトバに対して、ふとさみしくなるのは、楽しい嬉しい子たちもいる反面、さみしく思ってる子もいるんだよ、わすれないでね、って伝えたかったのかな?…なんていう、勝手な解釈をしてみました。

…というのも。
私がコンサートやあちこちでの演奏をしたあと、あぁーーー!!!楽しかったぁー!!!サイコー!!!と思ってしばらくしてから、「あ…誰かにご迷惑おかけしてなかったかな?気を悪くさせたりしてなかったかな?楽しいー!!!って思っている人もいれば、そうではない人もいるんじゃないかな?」…なんて考えることがあるからです。
考えすぎなんですけどね〜!笑。

ということがあるので、そう感じてしまったのかも☆です。

興味深いことが盛りだくさんで、まだまだ解説が足りない気もしますが、本日はこの辺で!(^_^*)
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チャイコフスキーさまのあの曲…民謡がモトだとか?

2023-09-16 09:20:00 | スティールパンで童謡唱歌
まだまだ暑い日々が続いていますが…
先日大きな梨をいただきました♡
梨、大好き〜🎶





ごちそうさまでした😋

さて、さて、、、
本日も、有名作曲家さまの"曲"ですよー!

9月16日。
スティールパンで童謡唱歌(259)
『旅の秋』
作詞:堀内敬三
作曲:ウクライナ民謡
(※ロシア民謡という記述もあり...)


前回はモーツァルトさまでしたが、本日はチャイコフスキーさま!!!

チャイコフスキーサンは、交響曲やバレエ音楽を手掛けたロシアの大作曲家ですね!
私が1番好きなのは、「チャイ5」と呼ばれる"交響曲第5番!(第2楽章のホルンが大好き!!!)

この曲は、前回の『山里の夕暮れ』という曲を知った時、ちょうど次のページに『旅の秋』というタイトルで楽譜が掲載されていたのです。

譜読みしたら、『アンダンテ カンタービレ』じゃーん!!!チャイコフスキーサンじゃーん!!!
…ってなったのです。


◎『アンダンテ カンタービレ』について。
「アンダンテ カンタービレ」は、1871年、チャイコフスキーサンが30歳の頃に作曲されたそうです。
当時、チャイコフスキーサンはモスクワ音楽院の教師をしていたそうですが、その後、作曲家としても知られるようになったとのこと。

その頃、自作曲による初めてのコンサートを開くことになり、コンサートのために作曲されたのが『弦楽四重奏曲第1番』(作品11)だそうです。 
この「弦楽四重奏曲第1番」は、4つの楽章からなっていて、その第2楽章が「アンダンテ・カンタービレ」です。

ご存じの方も多いと思いますが、
「アンダンテ andante」=「歩くような速さで」
「カンタービレ cantabile」=「歌うように、表情豊かに」
…という意味の音楽用語です。

チャイコフスキーサンは民謡の採譜にも取り組んでいたそうで「50のロシア民謡曲集」を1869年にまとめられたそうです。

「アンダンテ・カンタービレ」も民謡を取り入れた曲といわれています。
いくつかの説があるようですが、ウクライナのカミャンカで聴いた民謡を元にしているのではないか、という説があるとのこと。

曲の冒頭部分が民謡に基づくものだそうで、その後はチャイコフスキーサンが作曲されたということでした。

それで…。
ロシア民謡という記述もありましたが…?

チャイコフスキーサンの妹サンの嫁ぎ先がウクライナの真ん中あたりで、チャイコフスキーサンは毎年のようにその場所を訪れていたそうなので、ウクライナ民謡説が濃厚でしょうか???(うーん、どうでしょうか?)


◎そんなこんなで、「アンダンテ カンタービレ」の冒頭部分に日本語の歌詞をつけたのが、本日の『旅の秋」です。

素敵なタイトルですね!!!
歌詞も素敵です。引用します。

【歌詞】
1.
月の光 地にあふれ
空行く 風もなし
果てし知れぬ 野路の秋
寂しさ 身にぞ染む

2.
草に鳴ける 虫のこえ
現(うつつ)に 数えつつ
旅にねむる 秋の夜半
澄みたり 我がこころ


◎堀内 敬三(ほりうち けいぞう)サン
1897-1983、東京都生まれ。
日本の作曲家、作詞家、訳詞家、音楽評論家。冬の星座を作詞したことで著名。
(Wikipediaより)


◎チャイコフスキーサン
1840-1893、ロシア生まれ。
ロシアの作曲家。 叙情的で流麗、メランコリックな旋律と和声、華やかで効果的なオーケストレーションなどから、クラシック音楽の中でも人気の高い作曲家となっている。
(Wikipediaより)
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モーツァルトさまのあの曲に…!?!?

2023-09-15 09:15:00 | スティールパンで童謡唱歌
やっと時間を気にせずにぐっすり寝られました👏

スマホで睡眠中の寝言が録れるのですが、ここ数日、「イテテテ、イタイ!背中、イタタタ…」と言っています😅

目覚めるほどではなかったですが、最近ちょっと頑張りすぎた感はあるので、身体を癒してあげたいなぁ…と思う今日この頃です。

さぁ、こちらの練習も佳境!!!
覚えられなーい😱という日々を越えて、無事一通り覚えました☆
しかし、突然パッと忘れるのが怖いので、楽譜は近くに置いておきますが…!笑。



さて、本日のスティールパンで童謡唱歌。
クラシックの名曲に日本語の歌詞をつけたものです。

いつもそうなんですが、童謡唱歌の撮影・録音の時(伴奏と旋律=2画面で撮る時)は、タイミングを揃える"クリック"を聞いているわけではないので、ゆっくりの曲とか長く伸ばしてから次の1音!というのが揃わないことがあります。

この曲も、最初のタッタッタァー…と始まる音のタイミングが難しかったです。

でも!
まぁまぁ揃えられたのでは?と思います。笑


9月15日。
スティールパンで童謡唱歌(258)
『山里の夕暮れ』
作詞:小田三平
作曲:モーツァルト


なななーーーんと!!!!!
モーツァルトさまの"この曲"に歌詞がついてるとは!!!…という曲なのでございます!

その曲とは!!!
『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
(Eine Kleine Nachtmusik)
=「ひとつの小さな夜の音楽」という意味。

実は!
スティールパンdeクラシックを5月くらいから始めて、月1で練習をしていますが、最近新しい曲を追加しよう!ということで、練習し始めたのがこの曲です。だから、ちょっと勉強したことがスラスラとココに書けるわけで♪

私のモットーは、その曲の解説を調べて、メンバーで共通理解を図って練習に入る!ということなので、調べたばかりなのでございます☆

この曲は、『セレナーデ第13番 ト長調』とも呼ばれています。
1787年8月10日にウィーンで作曲が完了したそうです。

モーツァルトサンは、セレナーデというジャンルを13曲作ったそうで、その最後の13番目が『セレナーデ第13番 ト長調=アイネ・クライネ・ナハトムジーク』とのこと。

セレナーデはイタリア語のセレナータが元になっていて、そもそもの意味は、「夜、恋人の窓辺などで歌ったり奏でられたりする愛の歌」なんですって✨ステキ!😄
後に、演奏会用の歌曲、器楽曲に発達したとのこと。

この曲の解説ばかりになってしまうので割愛しますが…。

その、アイネクライネナハトムジークは、
第1楽章、第2楽章、第3楽章、第4楽章…の、4つの楽曲で構成されています。

さぁ、ここからが本題!?

第2楽章は、ロマンツェ・アンダンテ。
抒情的な美しい楽章。
その第2楽章の"冒頭部分"に、日本語の歌詞をつけたのが、今回の『山里の夕暮れ』という曲です。

この「山里の夕暮れ」は 小学校の教科書にも掲載され、歌われていたそうです。
(私は知りませんでしたが、ポケット歌集"グルッペ"で見つけました!)

【歌詞】
静かに 秋の日 落ちて
丘も 野辺も 次第に消える
はるかに 山の日 あかく
静かに 山里 暮れる


作詞をされた小田三平サンについては、ほとんど情報がなく…。
トルコ行進曲にも作詞をしたという動画も出てきましたが。。。
小田三平サンはモーツァルトが好きだったのかも!(という考察…w)

でも!
『山里の夕暮れ』というタイトルや、歌詞の内容、ステキですね!

次回も有名なクラシック曲に日本の歌詞をつけた…という曲。
クラシックというより…元は民謡だった?…というのも驚きです。
ではまた明日ー!

*****♪*****

今日は、7年前、東海道線で席を譲ったおじいちゃんと出会った記念日。
(でもそのおじいちゃんは、4年前に虹の向こうへ…😢🙏)


え?7年前?まだそれだけしか経ってないのか…。。。
じいちゃんがくれたパンダのぬいぐるみ、9/18のコンサートに持って行こ〜っと☆





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少し光が見えてきた!!!???

2023-09-14 06:50:00 | スティールパンで童謡唱歌
毎日の練習、、、
いろんな宿題に追われていたので、頭がうまく回らず、なかなか暗譜できない💦という日々が続き、切羽詰まった感もありつつ、やっと進む先に光が見えてきたような感じがした、昨晩の練習でした。

頑張ってる!!!
いつも以上に頑張ってますよっ!!!
だって、マリンバ小針ちゃんと、パーカッション由くんとのトリオが本当に楽しみだし…!!!

東京からも、長野からも、関西からも!?、遠くからお越しくださる方もいるし、もちろん山梨県内の方々もお越しくださる…と聞いて…
皆様にお会いできることがとてもうれしくて、、、❣️

そりゃー、力も入りますよ!!!
でも。
力を入れすぎてはいけないのです。
リラックス。
いい音、奏でます!!!


9/18まで、私も含め、皆々様が健康でいられますように🙏
(もちろんその後も、健康第一で!!!w)

ではー。本日257曲目!

9月14日。
スティールパンで童謡唱歌(257)
『雁(雁がわたる)』
作詞:文部省唱歌
作曲:文部省唱歌


まず、本日の曲のタイトル。
『雁』という記載、
『雁がわたる』という記載がありました。

この曲は、1912年刊行の尋常小学唱歌・三学年用に、『雁(かり)』として掲載されたそうです。

"晩秋"の日本に飛来する渡り鳥の様子が描かれています。

…しまったぁー!!!
晩秋だったかぁーーー!!!!!
早かったぁーーーーー!!!!!笑

まぁ、まだまだ暑くて残暑が厳しいですが、暦の上では"秋"ということでお許しください!(^_^;)

"雁"というのは、文脈によって、春の季語にも秋の季語にもなるそうですよ!

【歌詞】
1.
雁(かり)がわたる 鳴いてわたる
鳴くはなげきか喜びか
月のさやかな秋の夜(よ)に
棹(さお)になり かぎになり
わたる雁(かり) おもしろや

2.
雁がおりる つれておりる
つれは親子か友だちか
霜の眞白な秋の田に
むつましく連れだちて
おりる雁 おもしろや

「さおになり、かぎになり」…と調べたら、こんな言葉があるそうですね!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
さお【竿】 に なれ、鉤(かぎ)になれ
まっすぐに連なれ、鉤の手に並べ、の意。子どもが、雁(かり)の連なって飛ぶのを見て、はやしたて呼びかける文句。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
(言ったことなかったし…知らなかったわぁ〜😓)

空を飛ぶ渡り鳥の形、うわぁ〜☆って感動しながら見たことがありますが、アレですね!?

こういう、季節を感じる空や景色が歌われている童謡唱歌って、本当に貴重なのだと思います。

異常気象で春夏秋冬がうまいこと進んでない気もしますが、美しい景色を歌い継いでいきたいですね。



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秋の歌が続きます!(スティールパンで童謡唱歌)

2023-09-13 06:40:00 | スティールパンで童謡唱歌
ここのところ、毎日のように9/18に向けての練習をしていますが、家で音を出せる環境だったらいいのになぁ…なんて思ったりします。
(そういう環境になったら、いつでもできる〜とか思って練習しないんだろうな…笑)

毎回、いろんな施設の空き会場を探して、予約して、公共の施設だから安いけれど、利用料もチリも積もれば…だなぁ、と思ったり!?笑。

でも、思いっきり音を出せるというのは最高に気持ちがいいし、練習の成果がじわじわと上がっていると嬉しいし。(いや、でも、なぜできない?なぜ覚えられない?っていうこともあって…ふんぬーーー!!!Σ(-᷅_-᷄๑)ってなったりもしてますけどね!😆)

コンサートまであと5日。
体調管理もしっかりしていかねば!!!

さて、本日も秋の曲🎶
パンダちゃんたちも、どうやって弾こうかねぇ…って。笑








9月13日。
スティールパンで童謡唱歌(256)
『秋』
作詞:井上赳
作曲:弘田龍太郎


野ばら社『伴奏付き こどものうた』という本に掲載されていたのを見つけました!
昭和17年『初等科音楽(一)』という記述がありました。
文部省発行のものですね。
春の小川、鯉のぼり、田植…などの曲が入っていました!

この『秋』のみの解説はなかなかなくて…(^_^;)

歌詞を見てみましょう!
秋らしい歌詞です。

【歌詞】
1.
チンチロまつむし むしのこえ
にわのはたけで なきました

2.
ぎんぎらはのつゆ くさのつゆ
月のひかりが ぬれました

3.
とろとろもえる火 いろりの火
くりがはぜます においます

「くりがはぜます」=栗が爆(は)ぜる
☆爆ぜる=さけて、はじける…だそうです。
この言葉、知らなかった…のは私が無知だからか…!笑


◎井上 赳(いのうえ たけし)サン
1889年-1965年、島根県出身。
『田植(田植え)』の作詞者さんです!


◎弘田 龍太郎サン
1892-1952、高知県生まれ。
日本の作曲家。
代表作多数!
『靴が鳴る』

『春よ来い』

『鯉のぼり』

『雨』

『金魚の昼寝』

『浜千鳥』

ウタノホン…の『遠足』

…など。
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255曲目。

2023-09-12 07:35:00 | スティールパンで童謡唱歌
おはようございます。
本日は前置きなしで早速🙏
(昨日のうちに文章作っておいてよかった…)


9月12日。
スティールパンで童謡唱歌(255)
『こおろぎ』
作詞:関根栄一
作曲:芥川也寸志


こおろぎの鳴き声を繰り返すかわいい曲です♪
なんか、聞いたことがあるような…ないような!?
でも、とてもかわいらしく、覚えやすく、いい歌だと思います。

秋の虫たちの歌は『虫の声』だけだと思っていましたが、この『こおろぎ』もそうですし、次回の『秋』という曲にも、秋の虫が登場します。

ちろちろりん、ころころりん♪がほんわかした気持ちになります☆

【歌詞】
1.
こおろぎ ちろちろりん
こおろぎ ころころりん
ちろちろりん
ころころりん
くさのなか

2.
にいさん ちろちろりん
おとうと ころころりん
ちろちろりん
ころころりん
うたいます

3.
やさしい ちろちろりん
かわいい ころころりん
ちろちろりん
ころころりん
くさのなか


芥川也寸志サンのことを知ったのは、1/21にアップした『ことりのうた』です。

◎↑この曲で芥川也寸志サンのことを知った直後に、芥川也寸志サンの『弦楽のための三楽章』を弦楽アンサンブルの演奏を偶然聴くことができて、さらに興味が湧きました。

勝手に大好き大ファンの指揮者・広上淳一サン指揮、東京フィルハーモニー交響楽団サンの演奏動画発見!!!

あぁー、かっこいい!!!
最初からユニゾン(みんな同じ音を弾く)がしびれます🤩

かっこいい曲からカワイイ曲まで、素敵な音楽を作る芥川也寸志サン、他の曲も聴いてみたいです。


◎関根 栄一(せきね えいいち)サン
1926-2005、埼玉県生まれ。
日本の作詞家、童話作家。


◎芥川 也寸志(あくたがわ やすし)サン
1925-1989、東京都生まれ。
日本の作曲家、指揮者。
コメント
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だぁーーー!!!寝てしもた( ̄◇ ̄;)いそげー!!!

2023-09-11 09:15:00 | スティールパンで童謡唱歌
おはようございます!
昨晩、とある締め切り迫る宿題をしていて、終わらなきゃ寝られない!!!と思っていたのに、気づいたら座ったまま寝てて、ソファに10分!と思ったら朝になってて、あ…😱ってなりました。ハハハ😅


ということで、急ぎ童謡唱歌アップしておきます!


3日間の『遠足』シリーズ、ラスト!

きっかけ→幼児のうた150曲選で「遠足」という曲あり。

どんな曲?とYouTubeで検索したら、あれ?違う曲…。

楽譜を探そうと「遠足 楽譜」と検索したら、これまた違う『遠足』が登場。

1回目が"えほん唱歌の『遠足』"
2回目が"新訂尋常小学唱歌の『遠足』"
ラストの本日は、"ウタノホン(上)『遠足』"です。


9月11日。
スティールパンで童謡唱歌(254)
『遠足』ウタノホン(上)
作詞:林柳波
作曲:弘田龍太郎


ウタノホン(上巻の表記)およびうたのほん(下巻の表記)は、1941年に文部省が発行した国民学校初等科1、2年生用の芸能科音楽の教科書だそうです。

小学校から国民学校へまた唱歌から音楽への移行にともなって編集されたとのこと。

従来の文部省著作教科書と検定教科書の並立から国定教科書一本となったものだそうです。

上(1年生)、下(2年生)の全2冊で、編集委員は、
◎作曲関係に
小松耕輔サン、松島つねサン、井上武士サン、橋本國彦サン、城多又兵衛サン、下総皖一サン。

◎作詞関係に、林柳波サン、小林愛雄サン。
…だったそうです。

編集関係以外の作者の欄に、弘田龍太郎サン中山晋平サンのお名前がありました!


★今まで知らなかったけど、今年、童謡唱歌を毎日やっていて、知ってる名前が多くなったなぁーって、↑これを見て思いました。


◎先に編集された『新訂尋常小学唱歌』からは大きな変更点があったということです。

①明治以来あまり変更がなかった収録曲が一部の曲を除いて新作にかえられた。

②再録曲についても「日の丸の旗」が「ヒノマル」に改題されたり歌詞や曲が改変された。

③ト長調・ヘ長調の曲は派生音の出ないものが選ばれている。
(※派生音とは、♯、♭などの変化記号がついた音のこと)
④カラー印刷の挿絵がついた。

⑤和音の練習題も巻末についている。

⑥楽譜では調号が省かれ、拍子記号も分母の記号が省かれている。 

⑦児童用のほかに個々の教材の解説や指導の手引き、伴奏譜などを載せた教師用も刊行された。

◎しかし、その後…
1944年度からは物資の欠乏のためカラー印刷は中止とり、1945年の敗戦にともない、一部の曲が削除されて墨塗り教科書となったということでした。
翌年、暫定教科書が発行されて1947年まで発行されたそうです。


★…なんだか、ふと選んだ曲だったけれど、以前小学校で非常勤講師として音楽を教えていたので、音楽教育の歴史?を学んだような感じがしました。
深く調べてはいないけれど、なるほどな〜…と。


◎今回の『遠足』の曲の流れ的にまとめると、えほん唱歌→新訂尋常小学唱歌→ウタノホン…という流れでした。
…もう少し調べたくなってしまったー!!!笑。

【歌詞】
そらはあおぞら よいてんき
みんなげんきに あるきましょう
きょうはえんそく うれしいな

かぜはそよかぜ よいきもち
みんなげんきに うたいましょう
きょうはえんそく たのしいな

(調べていたYouTubeで若干歌詞が違う現象が起きました…が…?本当のところは?ハテ?)
コメント
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