「タヌキだった かな」
毎日通る山道の帰り道、これから注意する場所だ。いつもながらミラーを見ながら、対向車が来るか来ないかを見きわめて通り過ぎるのだが、
最近、カーブミラーも見ずに突っ込む無謀な運転者が多くなり、また対向車が来てから左に徐ける車も多くなり、注意を怠れない道だ。
カーブを廻った瞬間に左前タイヤに衝撃を受け、乗り上げた感じだ。ブレーキを掛けて、ミラー越しに見ると、何かが立ち上がり、崖下に降りていった。
何と無く白っぽい色をしていたので、「タヌキだった」かと思ったが、車から降りて跡を見てみたが、ケモノが横たわってはいなかった。
この道は、昔からの山道で、狭くて曲がりくねっている。民家も無く街灯も少ない、随所にミラーが設置してある。すれ違い出来ずに渋滞もする。
良くハクビシンや狸等が車の前を突っ切る道でもあった。こんな事もあるから、用心をして走るのだが、逆に山道をスピードを落さずに走り抜ける奴もいる。
タヌキの事故でも衝撃が伝わってくるので、新聞などで人をハネテ「何かがぶつかってきた」とかシラを切る運転手がいるが、警察ではお見通しなのだろう。
※(京王線堀の内から多摩テックに抜ける道です)