なかよしリトミックピアノ

神戸市垂水区のリトミック&プレピアノの教室です。

プレピアノの教材をいろいろ作った

2012-06-10 22:54:04 | プレピアノ
先週は、自宅にいる時間が多めだったので、
イベントのチラシづくりと、レッスンの教材作りに没頭してました。

で、年長さん~一年生向けの楽譜をいろいろ作りました。

「指くぐり」と「指とびこし」用の絵楽譜

これで練習したら

実際に曲で練習する
「まきびと ひつじを」


左手の和音練習。
「弾く」と「読譜」を分けて練習する
まずは弾きやすい「ファソ」から


曲で練習


三和音の練習

分散和音で指の間が広がる感覚を覚える

ドミソ→ドファラの和音の弾きにくいところだけを取り出す
その1 ファラ→ミソの移動


その2 ドソ→ドラの拡張


五線譜で練習

分けて練習した「弾く」と「読譜」を合わせる


と、まあ、作りだしたらキリがないぞ
どこまで、絵楽譜で視覚的に「噛み砕いて」教えるか、と見極めるのが、
今後の課題です


ぷちぷちピアノ平日クラス

2012-06-10 22:22:49 | プレピアノ
先週、なかよしリトミックの鍵盤導入クラス「ぷちぷちピアノ」平日クラスがありました。

対象は2~3才さんが2クラス。
今回は「かえるのがっしょう」「ほたる」をテーマにレッスンしました。

45分、1回完結のクラスなので、時間内に「何を」「どうやって」盛り込んでいくかが、
頭を悩ますところです。

前半の5組参加のクラスでは…

・ママと握手で4拍子&リズムパターン、そして右手と左手の区別
・ドレミ…の歌とドレミの並び方
・動物リズム
・「かえるの合唱」を歌う
  手先をかえるの口に見立ててパクパクさせながら歌う→指の付け根から動かす&複リズム
・絵楽譜を指差し歌い→楽譜を目で追う練習
・「かえるの合唱」の部分奏
・お手玉を使って、指の支えを作る&腕の使い方
・「ほたる」を強弱をつけて歌う
・手をほたるに見立て、色々な動きをする
  →指先の鍵盤に当たる場所を意識、手首を回すなど
・「ほたる」部分奏

これで、45分です。
今回はかなり「腕、指の使い方」が多くなりましたが、
いつもは、これにリトミックを足しています。

後半クラスはお一組の参加なので、これに個人レッスン的な内容が加わります。

2クラスとも少人数の、穏やかで充実した、なかなか良いクラスです

定員に達していませんが、この雰囲気のままレッスンをしたいので、
しばらく追加募集は無しです





明舞のプレピアノクラス

2012-06-02 17:20:54 | プレピアノ
本日は明舞のプレピアノクラスのレッスンでした。

年少さん~年中さん対象のグループレッスンです。

鍵盤導入のクラスなので、弾くことはもちろんですが
◆ソルフェージュ
◆リズム
◆腕や手の使い方
も取り入れています。


今日はソルフェージュ重視。

「ハンドサイン付きの模唱」
耳で聞いて、口で歌って、手や体で表現する。
これを、根気強く続けていきます。

「読譜」
音符カードはあまり使わない派だったのですが、
後々カードを使っての聴音をしたいので、導入。

年少さんクラスはこれ

超導入の音符カード
形の違いを直感的にわかるようにします

年中さんはこれ

リトミックの講習会で「モンテッソーリ」の絵カードのお話があり、
「おお、これは読譜に生かせる!」
と、手作りカードをこつこつ作りました。

絵付きカードと、音符のみカードと、絵だけカード。

「和音聞き取り」

ドミソ、ドファラ、シレソの分散和音の聞き取りです。
最初は「おばけカード」を使って、
音に耳を向ける、聞き取りの手順を覚える練習です。

その他、お手玉を使ってリズムに乗っての手指の体操。

「握る」「指の付け根の間を意識する」「弾く形をキープする」練習をしました。

演奏は一人ずつ、手や指を形作りながらの練習です。
手の大きさ、操作性、など個人差が大きいので、
無理なく、正しい形で弾く感覚を覚えこんでもらいます。

このような内容を盛り込んで50分~1時間のレッスンでした。

小難しいことを書いてますが、
レッスン自体は「楽しさ」重視です。

レッスンは楽しい!
音楽って面白い!
と感じてもらうのが第一の目的です。

その楽しさの中に、そそっと音楽的要素、テクニックなどを
年齢に応じて入れていきます。

明舞プレピアノクラス

2012-05-26 23:32:02 | プレピアノ
今週土曜日、は明舞カルチャーのプレピアノクラスでした。

年少さんクラスは…、

まず、「楽譜を自分で出す、開く」「先生の方を見る」「話を聴く」「じっと座る」など、超基本のマナー。
でも、これができるとできないでは、後々の伸びが全然ちがうので、
ていねいに、辛抱強くやっていきます。

読譜は「ドとレ」
曲は「ホットクロスバン」と「ゆかいなまきば」

同学年の女の子3人、雰囲気もいいので、ついつい脱線しがちですが、
「わいわいする楽しさ」が「音楽することの楽しさ」に変わっていくよう、
長期戦で見守りたいと思います。

しかし、お嬢さん方、私の話を聞いてないように見えて、実は「音」はめちゃめちゃ聞いてます。
こちらも辛抱強く、伸ばしていきます


年中さんクラスは…

ありがたいことに定員に達しました


今日は読譜中心で進めました。
「ド~ミ」を
読んで、書いて、歌って、弾いて、
と何段階にも分けます。

音符を「目で見て」「頭で理解して」「鍵盤位置を確認して」「弾いて、聞いて」「それを歌って」
と繰り返すことで定着するのではないか?と考えています。

曲は「ホットクロスバン」

一人ずつ弾く時間があるので、
「手の形」「打鍵の仕方」「両手奏」など、その子その子に合った指導ができるのがありがたいです。

そしてこれから1年間、一緒にやっていく仲間4人で「音楽に合わせて握手」をしました。
4拍子で「1だけぎゅっと握手ー!」「2,4だけ握手ー!」
「○○ちゃんは何番だけ握手がいい?」「3!」「じゃあ、3だけ握手ー!」
という具合にね

これ、拍の練習ですよね
あと、お友だちと握手することで、
指のお山を作り、指の付け根(特に親指と小指)を意識する練習にもなります

お友だちとならでは、のレッスンですね

平日ぷちぷちピアノ

2012-05-26 21:50:46 | プレピアノ
今週の水曜は、なかよしリトミックの鍵盤導入クラス「ぷちぷちピアノ」でした。

いや~
このぷちぷちピアノ、
平日クラスも休日クラスも(自分で言うのは何ですが)
充実してるっ!

来年度はプレピアノ専門のサークルを作りたいぐらい、楽しい!

これも参加者の皆さんの熱心さと、お手伝いのO石先生のおかげです

今回の曲は「とんとんとん、どなたです」「ホットクロスバン」

「とんとんとん、どなたです」

郵便屋さんがお手紙を届けます。
黒い道を通って、黒いお家へ。
白い道を通って、白いお家へ。

着いたら、ドアをノックしてくださいね
「♪とんとんとん どなたです」

今回は、大きな布鍵盤を投入!

鍵盤の上をテクテク歩きます。

「白い道」か「黒い道」を決めて、テクテク。
たどり着いた先には「ミ」のデスクベルが。
お歌に合わせて鳴らしましょうね。

「♪とんとんとん どなたです」
(ミミミ ソミレドレ)

デスクベルがミニキーボードに変わり、電子ピアノになります。

お指で「ミ」をとんとんとん、しましょう。


最後は、電子ピアノの白鍵、黒鍵を道に見立てって、低音→高音で弾いていきます。
行先は「ミ」
(鍵盤シートを使っているので、ミの位置は2歳さんでも一目瞭然です)
慎重に一音ずつ弾く子、ジャンプありの子、いろいろで楽しいですね

今回はグループだったので、「ミ」に限定しましたが、行先の「音」はお子さんが決めてもいいですね。

「とんとんとん」はその調の第3音です。
先生はお子さんの選んだ音に合わせて、移調して伴奏してくださいね。

ただ、私的には
黒鍵の「黒い道」を通る時は、
行先は「ファ」、
伴奏は変二長調に限定した方が、
黒鍵の道の違和感がないような気がします。

どれみの「あおむし」くん

2012-05-26 21:08:59 | プレピアノ
今週の月曜日は明舞での「どれみリズム」でした。

2~3才対象の音楽レッスンクラス、
ということでリトミックあり、ソルフェージュあり、プレピアノあり、
の内容です。

「語い」が増え、手先の器用さも増す2~3才さん、
ということで「クラフト」「読み聞かせ」も散りいれています。

「クラフト」「読みきかせ」は
リトミックやプレピアノにつながる内容の物を、いつも用意しています。
(これが、案を思いつくまで、けっこう大変なのだ


今回のクラフトは、「ドレミのあおむしくん」


以前「ネタのタネ」で書いた「カラフルあおむし」の小さい子向けです。

シールの直径にあわせた「あおむしくん」にピッタリとシールを貼りましょう


2匹目の「あおむしくん」にはドレミシールを貼ります

(これもシールの直径と「あおむしくん」を合わせておけばよかった

貼ったシールは、左から右方向に指差ししながら読みます。
読めたら、弾きます。

目で音符を追っていく練習になります。
それと、目で追っていく音符の並びと、鍵盤は、方向が一致しません。

写真の通りファソレドミだと、目で追う音符は左→右ですが、
鍵盤では右→左→左→右、しかも跳躍ありです。

曲の中ではとても弾けませんが、
「あそび」としては楽しく弾けます。

こういった「あそび」の積み重ねが基礎につながっていくのでしょうね。

お家にドレミのシールがあれば、たくさん作ってあそべますね。
お家でも「あそび」としてピアノにたくさん触れて欲しいものです

ぷちぷちピアノ休日クラス 5月

2012-05-19 22:26:35 | プレピアノ
月1回の鍵盤導入クラス、「ぷちぷちピアノ」。

今日は5月の開講日でした。

2クラス合わせて6組のご参加でした。

今日の曲は「ホットクロスバン」「むっくりくまさん」。

前半の年少~年中クラスは

◆拍子
◆ドレミの並び方
◆絵本「ぱんだいすき」読み聞かせ
◆「ぱんだいすき」から好きなパンを選んでもらいます。
 さくらんぼのパンと、カレーパンを選んだので…
さくらんぼパン→さくらんぼの「チョキ」で2つの黒鍵さがし
カレーパン→カレーを煮込むので「なべなべそこぬけ」
      ドレミ唱につなげました。
◆ホットクロスバンの歌を覚える
 覚えるために、手を変え、品を変え、何度も歌います。
今日はカスタネットをパンに見立てて、歌いました。
◆絵楽譜でドレミを確認、キーボードやピアノで弾く
◆むっくりくまさんの歌を覚え、弾く

後半の年少さん未満クラスも、内容はほぼ一緒です。
年齢が小さいので、進み方はゆっくり、曲の弾く箇所も少な目にしています。

月1回,しかも1回完結の内容なので、習ったことがどこまで定着してくれるのか?
と少々不安でした。
が、継続して参加してくれるお子さんは、美しく歌ったり、テンポ感が良くなったり、
と成果が表れてきました。
嬉しい限りです

次回は6月30日(土)です。
◆垂水勤労市民センター音楽練習室
◆参加費 1組1500円
◆10時~10時50分 年少・年中クラス(年長さんも可)
11時~11時50分 リトミックの経験のある2才半以上のお子さん~年少さん
◆定員は各クラス5組
残席は10時~クラスが「3」、11時~クラスが「2」です。

お問い合わせ、お申し込みはこちらから。
 

「きらきらぼし」だけで、いろいろやってみる その2

2012-05-18 22:50:07 | プレピアノ
さて、おはじきを代わりばんこに置きましたら…

ここからいろいろと展開していきます。

まずは「きらきらぼし」をドレミで歌えるようにしましょう。

教室の発表会で2歳さんとママで演奏した「まねっこきらきらぼし」

ママの鳴らしたデスクベルを追いかけて鳴らすと「きらきらぼし」になる。
というものです。
自分でも、なかなか「ナイス!」なアイデアだと思ってます♪
皆さんにも好評でした。

この「まねっこきらきらぼし」の元ネタはこちら。
【その4】代わりばんこできらきらぼし

先生と生徒でドレミで歌いながら、カードを代わりばんこに押さえていくのです。
「ド」

「ド」

という具合ですね。

この元ネタのさらに元ネタ、というべき出所は、リトミックのティーチングの講座で教えていただいたものです。
地道に勉強を続けることは大事だと、つくづく思いました。

この「代わりばんこ」を使って

縦に並べて音高を表したカードを押さえたり

ランダムに並べて、カルタ大会状態にしたり。


音符を使ってもいいですね。

生徒が先行なら、読譜の練習になります。
(生徒が先行なら、先生のまねっこはできないですからね。)

ピアノでもできます。
鍵盤の位置がまだ「はてな?」な小さな生徒も先生のまねっこで弾けます。

私がテクニックの面で大変参考にさせてもらっている「さぷりキッズ」

この中の「3の指を…」などを使って「まねっこ」すればテクニックの練習にもなります。

【その5】実は音符だとこうなるのだ
大変便利な絵楽譜。
しかし、いつか必ず5線譜に移行しなければなりません。

なので、ド~ソ(一点ハ~一点ト)の書き方を習ったら、絵楽譜を5線譜に直して書きます。

こちらの記事

まずは音高だけ
これを


ノートに書いていきます

読譜、記譜の練習です。

これで、赤ちゃんの時、ママのおひざで聞いた「きらきらぼし」がピアノ導入までつながりました。
(間のリトミックは、できることが多すぎて書ききれないです)

ここから先は、伴奏付、移調、変奏、などピアノレッスンになっていきます。

そして、ゆくゆくは「きらきらぼし変奏曲」までつながっていくといいですね。




「きらきらぼし」だけで、いろいろやってみる その1

2012-05-18 22:10:12 | プレピアノ
赤ちゃんのリトミックでよく使う曲のひとつ、「きらきらぼし」

ママのおひざの上で、きらきらと手を振ったり、鈴を鳴らしたり。
休符で流れ星になって、「しゅぅ~ん」と高い高いしたり。

たくさん音楽遊びができますね。

さて、この「きらきらぼし」を使って、プレピアノやピアノのレッスンをするとどうなるのか?
…というのを、考えてみました。

用意するのは、絵楽譜とドレミシールなどなど。


まずは歌詞で歌います。
お歌を覚えたところで…

【その1】右手と左手でキラキラ・ピカリン
なにやら、プリキュアみたいなネーミングですが、右手と左手を均等に使う練習です。

2色の色紙やボードを用意して・・・
歌のリズムと休符を打ち分けます。

右手・赤「き・ら・き・ら・ひ・か・る」

左手・黄「ぴかっ」

赤「よ・ぞ・ら・の・ほ・し・よ」

黄「ぴかっ」


歌い終わったところで、右手と左手が交代です。
歌の途中で左右が交代するのもいいですね。

【その2】お月様でオスティナート
お月様の満ち欠けか、惑星の並び方のようなこのカード。

4分音符と8分音符のリズムカードです。

これを押さえながら「きらきらぼし」を歌います。

「き」

「ら」

という具合にね。


いろいろなリズムパターンを押さえながら歌ってみましょう。

【その3】代わりばんこに置きましょう
使うのは絵楽譜とおはじき


歌いながら、または音源をかけながら、先生と生徒で、代わりばんこにおはじきを置きます。

「き」

「ら」

ビートの練習です。

…別に一人でおはじきを置いてもいいのですが、ちょっとせわしないので、代わりばんこです。
…というのは、建前で
この「代わりばんこ」が後々、役に立ってくるのです

~~~続く~~~


「うたとピアノの絵本」が好きすぎる

2012-05-15 13:58:22 | プレピアノ
ピアノ導入に最適の呉暁さんの「うたのピアノの絵本」シリーズ。


使っておられる先生も多いかと思いますが、もちろん私も使ってます!

シリーズ1冊目の「右手」編は

◆ド~ソまでの5指で弾ける曲
◆動かしやすい1~3の指の曲から始まっている
◆8分音符、2分音符が出てくるのは中盤以降

と、小さな生徒さんのことを考えて作られているのです。

ほとんどが呉暁さんのオリジナルの曲で、
◆子どもの生活に密着した題材の歌詞がついている
◆言葉のイントネーション、リズムがそのまま曲になっている

のも、ありがたいことです。


使い始めて10年あまり。

最初はただ弾かせるだけでしたが、
最近、やっとこれが色々と「使える」ようになってきました

この教本、
「ドレミ」がまだ読めない…というより、
「ドレミ」を読む気が全くない
こちらが何かを教え込もうとする気配を察して、グズグズぐずる小さな生徒さんに、「使える」!のです。

その秘密は、「挿絵」

たとえば・・・
1番人気の「♪ぶーぶーぶたさん」。
「ぶー ぶー」2回鳴くので、挿絵ではちゃんとぶたさんが2匹いるのです

挿絵を「ぶーぶー」指差して歌って、それを鍵盤に持っていけば、弾けるのです

発展として「1匹だったら ぶー」「3匹だったら ぶーぶーぶー」と、
数や拍子に結び付けられるし、
数詞の勉強にもなります(…いや、最近のお子さん、数詞があやしい子、けっこういますね

「ぶー」の鳴き方を「ぶぶー」など変えれば、リズム練習になるし、

「黒ぶたさんにしちゃおう!」と黒鍵にもつながるし、

なにより、歌って楽しい歌ってのが最高じゃないですか

この「うたとピアノの絵本」を使って、ピアノでたっぷり遊んでもらって・・・
知らないうちに、いろいろな音楽要素を経験、吸収してくれますように