乙姫の気まぐれ日記

アメリカのおせち

行きはヨイヨイ

2011年04月27日 22時40分00秒 | 日記
ロス滞在一週間、昨日帰宅。

何んと忙しい一週間だった事か、これではビケーションとは程遠く出稼ぎに行ったようなも

のだ、然も沢山の自腹を切りながら親ばか、ばば馬鹿もここまでくれば馬鹿の天才級じゃな

かろうか。

四人子供が居る中で唯一貧乏娘、シングルマザーが此の子なのだ。

高校で生物学の教師をしているが大学生と高校生の娘を抱えては心身、経済、時間的にも余

裕はない。

此の家でじじ、ばば二人でこざっぱりとして静かな暮らしに慣れて居る私達、行ってみれば

眼に付く事ばかり、着くなり台所のストーブ、オーブン、冷蔵庫の磨きから始まって食料の

買出し、コックとやる事に事欠かない。

それでも孫達がおばあちゃ~んと言ってニコニコしながら学校から一目散に帰って来る姿を

見れば何でもしてやりたくなる。此の笑顔を見ると年寄りの予算などどうでも良くなってし

まうのだ。

私の洋服を選んでくれたり、まんじゅうを一緒に作ったり、結構楽しい時間も持てたのだが

流石に肉体は悲鳴を上げ始めた。

行きはルンルンで運転も颯爽としたものだが、帰りはハンドルを握って三十分と持たない、

眠くて我慢が出来ないのだ。

じいにしても然り、長くて一時間、やはり眠いらしい。

何度交代したか分からない。

そして我が家、ああ、我が家は天国だ。

昔、祖母が子供の処に泊まって帰る度に言った言葉 “我が家くらい良い処は江戸にもな

い”全くその通りだと思いながら祖母の姿と、もう一晩だけ泊まってと云う孫達の顔が複雑

に思い出されたのでした。

行きはヨイヨイ、帰りはこわい~~~♪♪♪

でも、何度でも又同じことをするのだろうなあと思って居ます。

トーレンスの街は小高い丘と海に囲まれ、絵にあるような綺麗な処、上流日本人が多く住んで町は日本に居るような錯覚さえ覚えます。

孫たちと焼いた栗まんじゅう。75個やきました。
photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド

イースターのブランチにて

photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド

大平原に広がる牛の群れ
高速から窓を開けると其の強度な臭いに窒息しそうです。
万と云う数の牛たちです。
photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド