Keep Talking

2005年02月20日 | 人生はメンタルだよな
音楽である。

音的には渋谷慶一郎でもあり、orfeoさん的もある。

で、詩がつくと、それがどうしょうも無くピンクフロイドなのである。

アルバム「The Division Bell」 から

What are you thinking / We're going nowhere
What are you feeling / We're going nowhere
Why won't you talk to me
You never talk to me
What are you thinking
Where do we go from here

It doesn't have to be like this
All we need to do is make sure we keep talking

「10秒前の未来」

2005年02月20日 | 人生はマーケティングもある。
とても不思議な体験をしました。

あるビジネスコミュニティーの年次総会はインターネットのストリーミングでの中継

わたしは神戸にあるメンバーの一人の事務所にて総会とつづくセミナーを視聴することになりました。
そして、私が新理事に立候補していたので、見事御承認の暁には神戸からMSNメッセンジャーを利用して会場に映像と音声でご挨拶をするという仕込でした。

で、どうなったかというと。

「システムは冗長性のないものほど、本番で落ちる。」

というマーフィーの法則(ってあったか?)の例にもれず、
私の挨拶時刻まで10分を残して、アプリケーションがフリーズ。立ち上げ直すも音声が通らない。システム立ち上げなどを行うが復旧せず、やむなくメッセ画面を会場で表示してもらうことでその場をしのごうとしたのだが・・。

ストリーミングから流れる映像と音声は10秒ほど前の会場からのそれであることは、それまでに教えられてわかっていました。
ところが、その場で時間の流れを制していたのは「音」そのものであったのです。ストリーミングを通して会場から流れてくる「音声」で、総会の流れを把握していたわけです。
したがって、目の前のPCディスプレイのメッセ画面に流れる時間と、事務所に流れる時間は10秒の時間差があったのでした。
すなわち、私の今打ち込んだメッセージは10秒後にストリーミングから流れてくる。(メッセージだけでなく、それを含んだ会場の反応の意味)

いわば、私はメッセ画面の「10秒前の未来」に向かって、挨拶をしていたというわけナノデス。

あああ、、
どもどもども、、、
がんばります
よろしくおねがいします。

なんて、打ち込んでいたのではないだろうか・・って、パニパニで憶えてないし。

記念撮影の時も、ストリーミングから流れる音声にシンクロして皆でポーズをとっていたが、それは、10秒前の世界に向かってポーズをとっていたのでした。

後半、セルフタイマーを使ったので、シャッターボタンを押したときがシャッターの落ちたときだぞ、、と皆で「10秒前の未来」に向けてポーズを取ったつもりだったが、うまくいっていたのかどうか、ひょっとしたら10秒以上のタイムラグがあったのかも。

「二つの時間の流れの中に同時に身をおく」ということが、今回の総会での忘れられない"えきすぴありんす" でした。