低気圧症

2005年07月10日 | 人生は健康も病もある。
ラフェスタの天井に開いた大きな窓先々週の金曜日(7月1日)の晩に38度を超える発熱がありまして、週末から週明けの4日間38度~39度の熱がつづく、かつて無い高体温状態で会社を休み、これもかつてない抗生物質入りの点滴を3発連日連射をやられたもんだから、体温が落ちても体調はふらふらと、結局一週間まともな仕事もせずに、また週末となりました。

この週末は家で静かに体調を整えていましたら、4kgほど減った体重があっという間に半分戻って、ま、良いのだか、悪いのだか・・。酒の量はひかえてますけど。

で。今回の発熱の原因を考えていたのですが、主な原因は、昨年より明らかに低温に設定された事務所の冷房によるものだろうと考えますが、梅雨時の気圧が体調に影響を与えることもあるだろうなあ、と少しネットを調べていました。

安保 徹 新潟大学医学部医動物学教授 
「病気がわかる免疫学 顆粒球とリンパ球を知れば病気のナゾが解ける!」
http://www5c.biglobe.ne.jp/~atopy/paperabokaryuukyuu.htm
によりますと


 曇りや雨の日は低気圧になっています。空気は軽く上昇気流を生じ、雲ができ天気が悪くなります。そして、この軽い空気には酸素が少なめなので、少ない酸素を吸ってゆったりした体調になるのです。<中略>
 これらは、多くの上陸して肺呼吸する生物に共通した反応ではないかと思います。雨の日はゆっくり休み、晴れたらえさ取り行動に出るのに都合のよい反応です。カエルの場合は陸に上がっても、まだみずから離れ難く水が恋しいので、雨の日に喜んで鳴き出すのでしょうか。
 私たちの脈拍は、自律神経系によって調節されています。活動を起こすときには、交感神経が働きアドレナリンなどが出て、脈拍を速くし呼吸も速くします。逆に、休息したり食事を摂るときは、副交感神経が働きアセチルコリンが出て、脈拍や呼吸をゆっくりにします。消化管の働きは高まります。腸が動き出し消化液が分泌されます。


 低気圧条件下では、全体に副交感神経が働いて脈拍や呼吸をゆっくりしているというわけですので、いつもと同じレベルの仕事をするとか、新しい仕事を立ち上げるとかいった、活性が必要な場合、晴れたときよりより高い意識的に作られた意思(やる気とか、外からのプレッシャとか)が必要だということなんだと思います。

 まずは、やらねばならぬ事、やろうと思う事、をリストにでもして、それから「じゃあとりあえずこれからするか」といった、計画性をもって生活したほうがよいようですね。

 天気のいいときは思いつきで、あれもこれも手をつけちゃっても、へ~きへ~き!後は知らないけんね!という無責任的上昇志向で何とかなることも多いですが、低気圧時には着実にやっていったほうが良いようです。