阪神国道線:あの頃の景色

2007年06月10日 | 人生は旅である。
週末の集中エントリーの最後は、あの頃の景色です。

私、こう見えてライトな鉄ちゃんぢやぁないですか
私を鉄ちゃんにさせた原風景が阪神電鉄の路面電車ナノデス。

幼稚園の頃に住んでいた父の会社の社宅が、大阪市大淀区でした。今は淀川区の一部になっていますが、淀川沿いにあったその社宅から表道にでると、行きかう車とともに阪神北大阪線のチョコレート2色塗り分けの路面電車がガタゴトと走っていました。

その頃の景色を再現したのが、上の写真です。最近の食玩は恐るべしで、昭和をテーマにした家とか家電製品とか電車とかがいろいろと手に入ります。それを組み合わせて自分のあの頃の景色を再現するのは結構たのしいですね。あの頃の昭和。

厳密には私の住んでいた町を走っていたのは阪神北大阪線です。私のみた路面電車は右にある車両です。この写真はこちらのwebサイトからいただいた写真をトリミングの上白黒写真にしたものです。天神橋筋六丁目発野田行きの阪神北大阪線が高架線をくぐって阪急中津へ向かって道を登っていく写真です。

この写真の左側に済生会病院があって、母と一緒に喘息ぎみの兄に付き合っていったことを思い出します。診察が終わった後に病院の地下の売店で、ドロップとかチューブ入りチョコレートとかを買ってもらうのが楽しみで、うす暗い病院の廊下の長椅子に我慢して座っていたのを思い出します。

こうやって、自分の記憶を見える形にするのも一つの芸術だと思うのです。

あなたの なつかしい景色 はどんな景色ですか?

銀魂コレクション・銀コレっつーことでよろしく!・バンダイ

2007年06月10日 | 人生は物欲は避けがたい。
ええ~っと。私、特にフィギュアオタクではありませんが

バンダイの食玩「銀魂コレクション・銀コレっつーことでよろしく!」がいくつかそろいましたので、記念撮影でございます。

左から 定春(さだはる)、神楽(かぐら)、坂田銀時(さかたぎんとき)、志村新八(しむらしんぱち) でございます。

アニメ銀魂(ぎんたま)

 詳しくは こちらを! 音出ます、いきなり銀魂ワールド爆裂のサイトですので、お気をつけてクリックください。
(注:事務所からのご利用の場合。分かりの良い上司、ないし、理解のある部下のいらっしゃる職場以外からはご遠慮ください。筆者謹白)

I vow to thee, my country:ジュピター:祖国よ、我れ汝に誓ふ

2007年06月10日 | 人生は旅である。
I vow to thee, my country(祖国よ、我れ汝に誓ふ)はホルストの名交響曲「惑星」の「木星」の中間部のメロディーに歌詞を付けて、1918年に聖歌として発表されたものだといいます。そして、1997年にパイプオルガンに編曲されたものが、ダイアナ元皇太子妃の葬儀において教会で演奏されたことで、さらに有名な曲となっています。

歌詞の邦訳はこちら(川口居留地の教会 と 平和を祈る聖歌)をご参照ください。
侵略主義としての大英帝国に対して、原イギリスとしてのケルト文化を理想の国とした、とも捉えることのできる歌詞となっております。

この「木星の中間部メロディー」を仮にジュピターと呼びましょう(平原綾香でヒットしたし)

このジュピターの旋律にも英国ケルト音楽との類似性を指摘する文章があります。
「ドビュッシー」も「ホルスト」も出会ったブリテン諸島の伝統歌

遠くから疲れた戦士を招いているような、どこか懐かしい旋律であります。

YOUTUBEからのエンベド画像は、昨年10月末に公開してから、2,692視聴、3コメント をいただいております。



さて、ご紹介しましたこちらのパイプオルガンは、兵庫県西宮市の仁川学院のコルベ講堂に設置されているものですが、この製作に一人の卒業生がかかわっていたとのこと。在校時に、この講堂に本物のパイプオルガンを作りたいという夢を抱き、卒業後すぐアメリカにわたりオルガン職人になるための理論と技術を勉強。そしてパイプオルガンメーカーのマンダー社に就職し、この製作のはじめから完成まで関わることとなったという、美しい話が伝わっています。

母校への恩返しに半生を掛けるというのは、ちょっと大げさな気もしなくは無いですが、母校ひいては母国への強い愛情が、隣国、隣人への愛をもはぐくむことができるのではないか、と味わい深くジュピターを聞いていたのでした。