東京駅と武雄温泉楼門の十二支写真をそろえてみた:辰野金吾

2014年02月08日 | 人生は旅である。

東京駅の丸の内駅舎ドーム天井には、干支をかたどったレリーフがあります。 ところが、ドームにはそのうち、卯(う)、酉(とり)、午(うま)、子(ね)の4つが欠けています。 その四つが、武雄温泉楼門で見つかったのは、2013年4月のこと。 この二つの建築物を設計した辰野金吾の故郷である佐賀(唐津市出身)と東京を結ぶ“十二支の謎”として注目を集めました。 楼門にある、卯、酉、午、子がそれぞれ東西南北をあらわす干支であり、楼門天井に方角と合致して配されています。一方、東京駅の八角形のドームにも8つの干支の方角と対応してレリーフが配してあります。 晩年の辰野の遊び心ではないかと言われています。
こちらの記事を参考にしました。

私の現地取材によりますと、武雄温泉楼門は三つ建てる設計図があるのです。一つの門に四つ、三門で都合十二の干支の絵が天井に配置され、豪華にもしゃれた温泉空間がそこに出来上がる予定であったということです。
武雄温泉新館は楼門と並んで大正時代を代表する国指定重要指定文化財の一つです。

大正時代は近世日本において、華やかの中に文化的芳醇を感じる時代。そんな時代の空気を感じながら、辰野金吾が残した十二支をご覧ください。





























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