日本の大学がおかれている状況についての一考察

2009年07月19日 | 人生はマーケティングもある。
今日は、合同大学説明会に行ってみた。

日本を代表する国立大学の一つの大学の理事の講演を聞く機会に恵まれた。("の"だらけで失礼。)

そこは、いわゆる大学受験業界の使う「難関国公立大学」の一つではあるが、その教授の口からは「人類の幸せのために学問を通じて貢献していく」という、その国立大学の使命がひしひしと伝わってきた。

で、私の耳に聞こえたことを文章にする。

要するに、学生の質が下がってきていることが課題なのだそうな。決してそうは言わなかったが、そうとしか聞こえなかった。

「やりたいことが無い人は京大でなく、東大に行ってください。」
「学生の質が下がってきているので、海外からの学生を増やさないと、大学の質が下がります。」
「死ぬほど酒を飲まない、程度の生きる常識を持ってください。」

といったことを、これも決してそういう言い方はしなかったけど、言っていた。

「まだ、カルト教団は学内に存在します。」とも言っていたな(これはそのまま)。

少子化で、かつ、学生のレベルが下がってきて、国税使って、海外から優秀なお子たちを留学させて、大学は世界有数のレベルを維持して、でその子たちが国に帰って、日本を感謝しながら、それぞれの国を豊かにして、、、。それは、大切なことだと思う。

で、豊かになったその国は、日本にお金を回してくれるのだろうか。

その頃に、日本は何か売れるもの(当然、物はもう無いから、智財といったものでも)があるのだろうか?




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