嵐電 嵐山線 西院駅

2009年02月08日 | 人生は旅である。
日本全国路面電車が道路を横切っていくという景色は多いものだと思います。

ここ、京都は西院の京福電気鉄道、嵐電本線西院駅を北側に出た場所は、四条通りを横切る場所です。

信号が赤になって、車が止まると左からトコトコと電車が進んできます。
初めてみるとぎょっとするのですが、京都の街の一つの景色であります。

上の写真の右側、南側から北側に列車が出て行くところを西院駅から撮ったのが下です。

国宝の中で食事をする:国宝・鴻之間:西本願寺のお齋(とき)

2009年02月04日 | 人生は食である。
誰でも、気軽に食べられるというものではありませんが。

国宝の中で食事ができる、あまり多くないであろう場所のひとつは、ここ京都は西本願寺の敷地にある書院の中の"国宝・鴻之間"でございます。

お齋(とき)とは、『法事・法要の際に、僧侶による読経のあと振舞われる食事』のことといわれております。

浄土真宗本願寺派のwebサイトでは、お齋についての説明があります

何しろ、いただく場所が国宝でございますので、400年以上の時間が流れております。その中で、お赤飯をいただき、ヒジキを味わい、粕汁の大根をはむ。それは、天井から降り注ぐ400年の時間そのものを味わう贅沢なことでございます。

機会があれば、そんな食事をいただいていただきたいと思うことでございます。

緊急投稿:電通、cciを完全子会社に TOB2月開始を発表

2009年02月02日 | 人生はマーケティングもある。
電通、cciを完全子会社に TOB2月開始を発表

に対して、メディアの方からメールをいただきましたので、ちょっと考察してみました。

メディアの方からのお手紙
これでレップはDACだけってことなのでしょうか。
媒体社からすると嫌ですね~


電通のグループ経営戦略の一環でしょうが、(ま、それ自体良くわからんが)

元博報堂→電通→goole→独立のネット広告業界の有名人高広伯彦氏のブログエントリーが良く書けていると思います。
http://www.mediologic.com/weblog/archives/001765.html

『“正式に”電通傘下になったら、メディアレップとしての役割をどう保つのだろうか?それはエージェンシーレップであって、メディアレップではないのではないか?』

このあたりが、正面切っての正論ですね。
そのあとにつづく①~③の指摘は、現状日本のネット広告の状況を良く表していると思います。

で、最後の方の
『※よくよく考えてみたら、cci って「買い易い」時価総額になっていて、他から買われるのを防いだ?という見方もできるな。』

というのが、"グループ経営"としての"判断のキモ"だったりするかもしれませね。

そもそも、『代理店であれば、戦略など必要としない』という藤原治氏(電通総研前社
長)の指摘(「広告会社は変われるか」120ページ)が、今の電通の経営者陣の育った環
境ですからね。

それより、私的に気になるのは、「連結子会社2社の株式売却に関するお知らせ」ですね。
インストアーコミュニケーションという「販売の現場」と、スリーピーという「リアルコミュニケーション」の現場と「メディアコミュニケーション」のCCIをばらばらにするということは、いわゆるクロスメディアコミュニケーションに対する姿勢を大きく後退させた感があります。

ま、儲かんないからとっとと切り離す、ってのは、"上場企業" 電通の経営方針なのでしょうが。

ところで、CCI は既に一般広告代理店向けのメディアレップ機能を「某社」に移し変えている感があります。