たまには外食もいいのではと実家で両親を連れて、車で5分程度の山深い峠の茶店にいった。
古い農家を譲り受け改築したと言う店は外側は何の変哲もない農家風だが、内部はお店の経営者のセンス溢れる内装と、選りすぐった丁度品で古い民家の良さを残しつつ贅沢に改装したモダンがコラボレーションし、実に粋でセンスが光るお店だ。新建材を一切使わずに丁寧に仕上げたという天井や建具、床等。見晴らしの良い峠にある敷地は、井戸水をポンプでくみ上げていると言うがトイレや厨房など清潔でヨーロピアンテイスト、フランスが好きでよく旅行したとかで、和風だけでは見られないセンスの良さはその賜物か。最近暖炉を新しく代えたとかで、米国製の暖炉の暖かい焚火でおもてなしをしてくれた。
お勧めの「おでんのおこわ膳」を注文、珍しい落花生を炊き込んだおこわだった。程よい味噌味のおでんは柔らかくて年寄にやさしく、郷愁をそそる味だ。会津に親戚が造り酒屋をやっているとかで、是非会津の地酒を呑んでみたくなり国権と言う純米酒を2合ずつ冷でいただく。
クルマに年寄を乗せて行ったので、運転代行を頼もうと電話したら夜にならないとドライバーの手配が出来ないと断られた。タクシーを呼んでもらおうとしたら。ご夫婦で代行してくれると言う。新設に甘え家までクルマごと連れてもらい有難かった。ちなみにお店の名は「暮らし茶屋風知草」という。営業日は土日午前11時から午後2時平日は3日前までに予約の電話を 連絡は携帯電話080-5563-4052です。
若い店主と綺麗な奥さん本当にありがとう、お蔭さまでいい親孝行が出来ました。
おでんのおこわ膳と会津の地酒に、フルーツは柿にくるみ和え
アメリカ製の薪ストーブで暖を取る
古いものをインテリアに活かしたおしゃれな感覚
私の好きなアザミの花が飾ってあった
若いお二人の洒落た田舎の茶屋、記念に撮らせてもらった。